いつかはスカウトされてみたい!

「ヘッドハンティングされる」には?

2014.01.08 WED


「ヘッドハンティング会社に直接、売り込むのはアリですか?」と篠原さんに聞いたところ、「弊社は『スカウト型』ですので、要件を満たす方にこちらからお声がけをする手法ですが、「我こそは!」という方は、弊社のホームページ経由でご連絡ください。条件が合えば、候補者としてお声がけするかもしれません」とのこと GOETHE / PIXTA(ピクスタ)
「デキるビジネスマン」の証として、一度はされてみたいヘッドハンティング。でも、どうすれば声をかけてもらえるんでしょう? ヘッドハンティングを行うサーチファーム・ジャパンの常務取締役篠原光太郎さんに聞いてみました。まずヘッドハンターの皆さんは、どんなところで優秀な人材を探しているのでしょう?

「情報の出所は、クチコミや紹介、調査会社やインターネット情報、特許情報など様々で、ポジションに合わせてそれらの手法を使い分けます。なかでも、人脈経由でどんどん人を紹介してもらったり、その業界の人と話をしてヒントをもらったりと、人と人とのつながりは欠かせず、普段から業界のセミナーや交流会などに顔を出しているヘッドハンターもいますね。その後、『これは』と思う人に行きつくと、取引先やご近所の評判も探ります」

情報を得たあとは、どんな方法でコンタクトをとるのでしょう?

「基本的にはお手紙やメール、電話が多いですが、ときには出待ちやドアノックと呼ばれる突撃型もあります。実際、『この会社でこのポジションだったらこの人かな』とあたりをつけてお会いしてみて、違った場合に『誰か紹介してくれませんか』とつなげていくこともあります」

確かに、噂ではそんな話も聞きますが、私の周りの20~30代で「ヘッドハンティングされた」という人はいないような…。実際のところ、20~30代でもヘッドハンティングされる人っているんでしょうか?

「ゼロではありませんが、多いとは言えないでしょうね。現在、ミドル層に対する人材ニーズとしては、新規事業の責任者とか海外子会社の社長といったポジションが多いのですが、いずれも経験を求められますので30代までの方だとなかなか適任者が見つからないんです。ただ唯一例外なのがIT業界。この業界のヘッドハンティング対象は30代がメインです。なかでもWEBマーケターのオーダーは顕著にふえていますね」

どうやらIT業界で働く皆さんなら、近いうち“お誘い”がある可能性も。とはいえ、実際に指名があるのはほんの一握り。はたして、ヘッドハンティングされる人材とそうでない人材にはどんな違いがあるのでしょう?

「ヘッドハントされるような人は、必ず一芸に秀でたものを持っています。『あれもこれもできるけど、全部普通』ではなく、『これだけは負けない』というものがある人ですね。そのうえで、お客さまが何を求めているかを察知し、いかにビジネスに変えられるかを理解している人。当然、しっかりと自立したビジネスマインドを持っている人になります」

ヘッドハンティングされるには、何か得意分野を持ち、それを磨いていくのが近道ってことですね。(岡本のぞみ/verb)

※この記事は2013年1月に取材・掲載した記事です

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