重要なことだけど聞きにくい転職後の給与

提示が無い時 給与の上手な聞き方

2014.01.12 SUN

情報誌やネットなどで、転職先を探していて、募集要項に具体的な給与が提示されていない場合。「経験に応じて相談」などとなっているとき、いったいどのタイミングで給与の話を切り出せばいいのか。お金のことだけを気にしていると思われてしまうのも嫌だけど、そのまま面接が進んで内定が出てしまったら、その後の交渉は難しそうだし…。

そこで、切り出すのにちょうどいいタイミングと、上手な交渉のしかたを、リクルートエージェントのキャリアアドバイザー・菊竹ふみさんに伺いました。

「給与額の提示や交渉は、個々の会社によってかなり違います。率直に聞いてくれるところと、最後まで聞いてくれず、最後の選考とは別に条件の話し合いの場を設ける会社も。ただ、共通しているのは、面接の初期の段階では、こちらからは言い出さないほうがいいということです。給与は、会社への貢献に対して支払われるもの。まずは、自分の価値を会社に認めてもらえるように説明することが第一です。入社後は、どのように会社に貢献できるのか、具体的にイメージできるようなアピールを心がけましょう」

では、言い出すのにベストなタイミングとは?

「企業側が、あなたに関心を持ったという手応えを感じたときが交渉のチャンス。具体的には、内定が出る1歩手前、最終面接の前段階の面接の後半がいいでしょう。しかし、基本は企業側から希望年収を聞かれるのを待つことです。また、提示された金額に対して、もっと高い金額を交渉する際には、ただ希望金額を伝えるのではなく、裏づけや根拠を説明することを忘れずに。例えば、自分のスキルや経験が、どのように生かせるのかなどをもう一度具体的にアピールするのが有効です」

とはいえ、給与額は会社ごとに定められた給与テーブルによって決められるもの。あまりにも自分の希望と合わない場合は、その会社を諦めるのもひとつの選択肢と考えたほうがいいようです。
(相馬由子)

※この記事は2012年06月に取材・掲載した記事です

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