意欲よりもタイミング?

スキルUPに繋がる勉強法の極意

2014.04.01 TUE


新たな年度を迎え、勉強しようという人も多いはず。しかし、『週刊東洋経済』が過去に20歳~45歳の男女1075名に行ったアンケート調査(2008年12月11日~12月15日集計)によると、「勉強したいと思っているが実際には着手していない」という回答が40%と最多数を占めた。一方で、勉強しない理由について最も多い回答は「意欲はあるが時間がない」(21%)。いずれにせよ、多くのビジネスパーソンは勉強する意欲はあるが、実際には着手できていないようだ。では、どうすれば勉強できるのか。

脳科学者の茂木健一郎氏は、最新の脳科学理論に基づいて「瞬間集中法」勉強を提案している。それは「今8時55分だから、9時になったら勉強しよう」とか、「机の前に座って気持ちを落ち着けてから勉強しよう」というのではなく、「脳が勉強する気になったタイミングを逃さず、瞬間的に集中せよ」というもの。これを何度も繰り返して習慣化できてしまえば、しめたもの。「脳の中に瞬間集中する回路ができあがって、あとは体が勝手に動いてくれる」(茂木氏)からである。

勉強を習慣化するためには、決まったルーティンを生活の中に入れこむのもよい。茂木氏は朝起きたら、いきなりブログを書き始めて、脳を活性化させる。『TIME HACKS!』などの著書を持つ小山龍介氏は、「細切れでもいいので、とにかく始めてしまうことが重要。また、勉強を始める前に不要な書類をビリっと破り捨てると気持ちが集中する」と言う。

ビジネスの達人は、みな独自の勉強法を持っている。ポイントは「タイミングを逃さずとりかかる」こと。試行錯誤を繰り返すうちに、必ず自分オリジナルの集中法が見つかるだろう。脳内で勉強する仕組みができあがったら、何を勉強するかは人それぞれ。できるだけ早く自分の「勉強パターン」を見つけられれば、今年も実り多い年になるはずだ。

※この記事は2011年03月に取材・掲載した記事です

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