新卒採用ではもてはやされるが…

転職活動でも強い?体育会系神話

2014.02.15 SAT


新卒採用では今でも「体育会系」を優遇する企業が少なくないように思う。体育会出身というと「体力がありそう」「上下関係がしっかりしている」「少しのことでは、へこたれない」というイメージがある。そんな印象がアドバンテージになるのだろう。では、このアドバンテージ、中途採用の場合でも通用するのだろうか? 転職活動を支援するリクルートエージェントの溝口智成さんにお話を伺った。

「体育会系であることが転職の際にも有利に働くことはあります。ただ、中途採用の場合は求職者の職務経験が重要な評価ポイントになります。新卒採用時ほど、『体育会系』という“肩書き”が有利に働くことは、ありません」

なるほど。とはいえ、多少なりとも、体育会系であることがプラス評価につながるとしたらその理由はなんでしょうか?

「新卒採用時と同じく『がんばってくれそう』『積極的に行動しそう』というイメージに加え、面接中の会話がハキハキしていたり、挨拶がしっかりできる人が多いので、面接官に好印象を与えます。それがプラス評価につながっているのでしょう」

たしかに体育会系は、好印象に見られる要素を多く持っていますね!

「もちろん、体育会系だからといって、誰もがハキハキしていたり、しっかり挨拶できるわけではありません。逆に、体育会出身でなくても規律正しくガッツのある人はたくさんいます。企業が求めているのは決して “体育会系”という経歴ではなく、“体育会系的な資質”と思った方がいいでしょう」

転職する際にチェックされるのは、これまでの経歴や能力、そして資質。ただし、大事なのは企業が求人を行うに至った背景を読み解き、企業の求める人物像を理解することにあるようだ。
(名嘉山直哉/DECO)

体育会出身というと、過酷な練習を乗り越えてきた印象。屈強な心と体を持つ印象があるのは確かだが…

※この記事は2011年06月に取材・掲載した記事です

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