心機一転? キャリア重視?

異業種転職で注意すべきポイント

2014.02.26 WED

R25世代の転職。同業種でキャリアアップを目指す人、新しい業種に飛び込み心機一転を図る人、考え方は様々だろう。ただいくら本人にやる気があっても、このご時世、まったくの未経験で採用してくれる企業なんてあるのだろうか?

「即戦力となる人材を求める企業が多いことは事実ですが、異業種からの人材を積極的に採用する企業も決して少なくありません。異業種の新しい風やアイデアを取り入れて、社内に刺激を与えたいと考えている経営者は、むしろ増えていると思います」(リクルートエージェント西山康鎮氏)

現在の仕事に限界を感じ、変化がほしいと感じている人にとっては朗報。とはいえ、異業種転職の場合、やはり年齢が上がるにつれ転職へのハードルは高くなるようだ。

「異業種への転職で成功率が高いのは20代、とくに26~28歳のゾーンです。異業種からの転職となると教育など企業側の体制整備も求められることから、ポテンシャル層の採用が多くなります」(同)

西山氏によれば、どんなにキャリアが豊富な人でもある程度の年収ダウンを覚悟する必要があるという。それだけに異業種への転職にはより強いモチベーションが必要となるようだ。

「それなりの覚悟をもっていても、転職後はやはり戸惑うことが多いようです。業種が変われば仕事の内容だけでなく、それまでとまったく違う商習慣や雰囲気にも慣れなくてはいけません。また、未経験だからといって、手とり足とり仕事を教えてくれるやさしい企業ばかりではありません。なかにはそうしたカルチャーギャップになじめず、すぐに退職してしまう人もいるようです」(同)

往々にして転職は夢や希望が先行しがち。だが、異業種に転職する場合は自分をリセットし、新しい世界に順応していく覚悟をもたないと痛い目に遭いそうだ。(榎並紀行)

※この記事は2011年06月に取材・掲載した記事です

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