ぼっち飯、便所飯なんて言葉もあるけど…

昼食は仕事仲間と行かなきゃダメ?

2014.03.03 MON


ランチタイム…、それはビジネスマンの日常にとって唯一の憩いのひと時。何を食べようか考えたり、新しいお店ができれば、どんなお店なのかチェックしたりと。単にお腹を満たすだけでなく、町の移り変わりも楽しめる時間ですよね。

しかし、そうして充実したランチタイムを送っている人がいる一方で、最近は便所飯なる言葉も。他人(特に上司?)とご飯を食べることが苦痛と感じる人もいるのでは?

「会社によっては上司の号令の下に打ち揃ってランチに出かけることが、当然だとされる場合があります。この場合、社員食堂に行くにせよ、近所の食べ物屋に行くにせよ、上司にとっては、ランチタイムに部下を揃って連れていることが一種のデモンストレーションになることがあり、部下としては、これをすっぽかしにくいですよね」

そう話すのは、過去に数々の転職経験を持つ経済評論家の山崎元氏。「また、ランチタイムに同僚が誘ってくれないということがストレスになったり、ランチに誘わないことが『いじめ』になったりするような職場もあります。特に、会社に十分慣れていない若い社員や転職してきた社員は悩んでいることが多いですね」(同氏)

じゃあ、やっぱり、ランチは職場の仲間と食べたほうが良いものなの?

「私の知り合いの新聞社の部長さんは、毎日弁当を持って来て会社で昼食を採る部下(新聞記者)について、『この職業の常識からして、考えられない』とこぼしていました。所属する部署にもよりますが、多くの人と会ってビジネスの関係を作ったり、情報を収集したりすることが大事な仕事に就いている人の場合、毎日社員食堂で内輪の仲間とランチを食べていたり、オフィスの自分の机で弁当を食べていたりするのでは、もったいないと考える人も多いのは確かです」

さらに氏は、「一般に交渉ごとは気分が満たされた時間に行う方がまとまりやすいとされています。お互いが空腹な時に話し合うよりも、満腹なときに話し合う方が、友好的にまとまることが多いので、重要な案件は、ランチの後の時間に話し合うなど有効利用してみては?」と、大事なミーティング(特にセールスの話)は、相手のランチの後の満腹な時間帯に設定するのが1つのセオリーだと話す。

社外の人と会う、社内の人間関係強化に使う、勉強する、徹底的に休むなど、使い方は様々。誰かが誘ってくれるのを待ってやきもきしてストレスを溜めるくらいなら、割り切って効果的にランチタイムを使った方が、ビジネスライフもさらに楽しめそうですね。

※この記事は2011年05月に取材・掲載した記事です

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