就職難解決の切り札になるか…

「介護」のお仕事ってどんな内容?

2014.03.03 MON

東京ハローワークの発表によれば、今年2月の都内の有効求人倍率は0.68倍。やはり就職難は続いているようだけれど、介護関連の職業だけに限ると、倍率はなんと1.73倍だという。

転職を考えている人にはチャンスかも…ということで、実際のところ「介護」の仕事がどんなものか、日本医療事務センター福祉事業部の安東さんに話を聞いてみた。

「最も一般的なのが、国の介護保険制度に基づいて、日常生活を送るうえで他人の支援を必要とする高齢者などを介助するお仕事です」

具体的には、利用者の自宅で介助を行う「在宅」の仕事と、有料老人ホームやグループホームなど、利用者に住まいごとサービスを提供する「施設」の仕事にわかれるのだとか。
やはり、何かしらの資格が必要なのでしょうか?

「在宅のホームヘルパーは、ホームヘルパー2級の資格が必要です。ただし、有料老人ホームなどの施設では、無資格でも働くことができます。有資格者はすでに現場で仕事をされているケースが多く、応募も少ないのが現状。そこで、無資格の方とも積極的に面接を行い、働きながら資格を取得していただくケースも増えています」

具体的にどんな人が介護職に向いているのでしょうか?

「介護職は身体的なケアだけでなく、心のケアを行うことも重要な役割。好き嫌いなく、どんな人ともコミュニケーションが取れることが第一の条件です。また、毎日人とかかわるので、“世話焼き”な方よりも、さりげなくお手伝いできる方が向いていると思います」

介護職には、負担が大きい割にお給料が…という話も耳にしますが、実際はどうなのでしょう?

「待遇の向上はひとつの課題ですね。サービスの単価は国の介護保険制度のなかで決まります。高齢化が進むなかで、さらに需要が高まる仕事ですから、業界全体で待遇の向上を求め、介護職も医療職のように専門性のある重要な職業だと認知されるよう、社会に働きかけていきます」

ちなみに、医療・福祉系以外からの転職者で、もっとも多い前職は「接客業」なのだとか。人に接するのが好きな人、得意な人は、転職の選択肢に考えてみては?
(月川碧/blueprint)

※この記事は2011年05月に取材・掲載した記事です

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