やっぱりゴマスリは有効だった!

今も昔も同じ?出世する男の共通点

2014.03.06 THU


イラスト/後藤亮平(BLOCKBUSTER)
学生時代の友人たちと仕事の話をしていたときのことだった。数年前まで全員ヒラ社員だったが、30歳にして、ある者は係長、ある者は学習塾の校長、ある者(僕)は依然ヒラ、と肩書に差が生まれていることが判明した。

出世に関しては昨年本誌でも調査を実施し、「課長までは出世したい」という声が約6割に上った。無論僕も同じ気持ちだが、どうすれば出世できるのか。数多くのビジネスマンの目利きをしてきたプロの意見を参考にしたい。ビジネスコンサルタントの山崎将志氏は、仕事を「後回しにしない」「抱え込まない」などを条件に挙げる。できることは迅速に処理し、できないことは人にうまく任せる人ほど評価が高いという。一方、ヘッドハンターの兼本尚昌氏は外見で奇をてらわず、重役の服装を手本にするなどが大事だという。また三島由紀夫は、自著で「出世は実力以上に周囲の助けが大きい」という旨を語っている。いずれも異なる意見だが、共通するのは他者からの評価を意識していること。『出世力』の著者で東京工科大学教授の尾崎弘之氏もこの点を強調する。

「出世において最も重要なのは人事や上司など決定権者からの評価。社内での自分の立ち位置を理解し、求められていることに対し、成果を出す。それを決定権者に認められることで出世するのです」

自分の成果を決定権者に認めてもらえる状況を作るという意味では、ゴマスリも出世の有効な手段といえよう。逆にいえば、闇雲に頑張っても決定権者に評価されなければ自己満足で終わってしまうわけだ。

「現代は仕事で目に見える成果が求められる時代になりましたが、決定権者の評価が最も重要なのはバブル以前から同様です」(尾崎氏)

いまだヒラの僕などは、仕事の成果を上司にアピールできているかを考えた方がいいかもしれない。間違っても、出世できないことを時代のせいにしちゃいけませんな…。
(下元 陽/BLOCKBUSTER)

※この記事は2011年05月に取材・掲載した記事です

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