いったい何が書いてあるの?

年代別自己啓発本を読み比べてみた

2014.03.16 SUN


書店に数多く売られている自己啓発本。その中でも、最近は特定の年代に対象を絞り込んで書かれた本が目立つ。これらにはいったい何が書かれているのか? そこで、『20代にしておきたい17のこと』(本田健・著/だいわ文庫)、『「30代」でやっておきたいこと』(川北義則・著/三笠書房)、『40代 あなたが今やるべきこと』(清水克彦・著/中経の文庫)の3冊を読み比べてみた。

まず、年代によって、書かれていることにもっとも差があったのは、仕事に対するスタンス。20代では「好きなことを見つける」「この人生で何がやりたいのかを見つける」「自分の中にどういう才能があるのかを知る」ことが必要と説かれ、チャンスが来たらすぐに飛び込める準備をしておくことが大事と書かれている。次に30代では、仕事面で自分の能力の限界を超えることに挑戦し、それによって成長すべきと強調され、さらに40代では、自分の得意なことを極めていくことが勧められている。

一方、3つの世代に共通している点もある。そのひとつが「ネガティブな思考をしない」ということ。それぞれ以下のようなことが書かれている。
20代…ピンチに陥ったとき「なんで私は●●ができないんだろう」と考えるよりも、「このピンチから脱出する方法は?」と考えよう
30代…マイナス要素の口グセの人は、だいたい、そういう人生を送っている。
40代…「どうせ」は「ひょっとしたら」に置き換え、「今さら」は「今からでも」に言い換えてみる。
確かに、成功する人には、ポジティブな人が多い。このような考え方で、マイナスなこともプラスに転化させているのかもしれない。

では、この3冊分の「やるべきこと」を実践した“スーパービジネスマン”像は? ポジティブ思考で情熱があり、仕事でも遊びでも自分の得意分野を持ち、既存の枠を越えて積極的に外に出ていける人、といったところだろうか。こんな完璧なビジネスマンは、なかなか身の回りにもいないかもしれないが、これらの本を読むと不可能ではない気も…。頑張れば、意外と近づけるかも!?(相馬由子)

※この記事は2011年07月に取材・掲載した記事です

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