知らずにイラっとさせてない?

損しない“モノの言い方”とは

2014.03.20 THU


420 / PIXTA(pixta.jp)
なんだか上司からの当たりが強い…。なぜか取引先の対応が冷たい…。その原因、もしかしたら「モノの言い方」にあるのかも。

知らずに損をしているモノの言い方について、『えっ、ボクがやるんですか? ―部下に教えたい、社会人のものの言い方100―』の著者で、フレックスコミュニケーション代表の播摩早苗さんに伺った。

「R25世代が使ってしまいがちな、損をするモノの言い方は3つ。1つ目は“上下関係をわきまえないモノの言い方”。例えば、上司に仕事を教えてもらったときに『なるほど』や『たしかに』などと相槌を打ってしまう。これは、上司からしたら対等目線で話されているような印象を受けるので、避けるべきです。上司は敬い、常に『ありがとうございます』という気持ちで接しましょう」

う~ん、なにげない一言で、上司からの信頼を失ってしまう可能性もあるということか。

「2つ目は、仕事でミスしたときなどに言いがちな『教えてもらっていませんから』などの“責任逃れに感じられる言い方”です。ビジネスの現場では、他人のせいにするような物言いは原則NG。あと、取引先での『この業務はまだ、経験が浅いもので…』といった発言。謙虚なようですが、捉え方によっては経験不足を言い訳にしているようにも聞こえます。お客様にとっては、たとえアナタが若手だろうが、担当者であることには変わりありません。アナタが自らの能力不足を認めてしまえば『そんな担当を寄越すなんて失礼な会社だ』とお客様は思うでしょう」

モノの言い方で損をする場面は、なにも社内だけじゃない。営業や、取引先との打ち合わせにも落とし穴が…。

「3つ目は“間違った敬語や若者ことば”です。ある営業マンの話だと、部下の営業に同行した際、彼が取引先のことをずっと『御社さま』と呼んでいて、恥をかいたとか。また『ご予算のほうお聞かせください』のような『~のほう』といった不要語を使っている場面もよく見られます。“若者ことば”は未成熟な印象を与え、マイナス評価につながります。世代や価値観の違う人たちとうまくやっていくためには、正しい言葉づかいを心がけましょう」

自分たちが日常的に使っている言葉づかいでも、それは自分たちだけの常識であることも珍しくない。損をしないモノの言い方は、相手の立場に立って、はじめて見えてくるものなのだ。
(名嘉山直哉/DECO)

※この記事は2011年07月に取材・掲載した記事です

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