ナースやソムリエが管理人室に勤務

“管理人が○○専門家”物件、続々

2014.04.13 SUN


Zakky / PIXTA(pixta.jp)
看護師資格をもつナースがマンションの管理人室に勤務し、住人の健康相談などに対応する。その名も「ナースな管理人」なるサービスが話題になっている。仕掛け人は、関東で6000戸のマンション管理業務を行うイノーヴ株式会社。果たしてどんな狙いがあるのか? 同社に話を聞いた。

「弊社では住人の方に質の高いサービスを提供するため、これまでにも管理人の育成に力を入れてきました。その延長として、より住人の方へのホスピタリティを高めるため昨年の11月からスタートしたのがナースな管理人のプロジェクトです。管理人室にナースがいれば、病気や体調のことについて気軽に相談ができ、何かと心強いのではないかと思います」(イノーヴ・曽根田巳基さん)

現在「ナースな管理人」は東京都練馬区と埼玉県新座市の同社管理物件で試験運用中。ナースをマンションに派遣するサービスも行っている。また、2013年には「ソムリエ」を管理人にした、日本初の「ワイン・アパートメント」をオープンする予定だ。

「本格的ワインカーヴやバーラウンジなどを設置するほか、ご入居者様への特別なサービスとして『プライベートソムリエ』によるサービスを実施します。ソムリエはワインを保管する地下ワインカーヴの管理業務や、住人の方一人ひとりに合わせたワインライフのアドバイス、住人限定のワイン会の開催などを行う予定です」(イノーヴ・奥澤菜採さん)

ちなみにワインカーヴはヨーロッパのシャトーにある地下カーヴに限りなく近い環境を再現し、デリケートなワインを管理する体制も万全。利用料は約300本で月2万円と、都心では破格ともいえるリーズナブルな価格設定になっている。さらには、こんなオプションサービスも。

「自宅のホームパーティにソムリエが出向き、ワインの説明や雰囲気作りをする『出張ソムリエサービス』なども実施する予定です。マンションの住人同士がコミュニティを形成するうえでも、管理人は重要なキーポイントになると思います。ソムリエサービスを通じて、住人同士のコミュニケーションを深めていただきたいですね」(奥澤さん)

イノーヴでは、今後も様々な人材を管理人として採用していく予定だとか。次はどんな「一芸」をもつ管理人が登場するのか、楽しみだ。
(榎並紀行)

※この記事は2012年4月に取材・掲載した記事です

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