まずは経験を振り返ろう

ポテンシャル採用 企業の注目は?

2014.04.14 MON


採用面接の際、新卒はもちろん、中途でも、若いうちは「ポテンシャルの高さ」を見られるといわれる。では、ポテンシャルが高いか否かは、いったいどういう点で判断されているのか? また、今後転職を考えるなら、何を磨いておいたらいいのか? 中途採用向けの適性検査SPI2 Careerの開発や採用コンサルティングを行う、リクルート・インフローソリューションディビジョンの山田香さんに伺った。

「面接の際、基本的には過去の職務経験を掘り下げることで、ポテンシャルを見ていきます。そこで見られるのは、専門的な知識はもちろんですが、業種や職種を問わない汎用的な能力、例えば、計画を立ててそれを実行に移せるかどうかやコミュニケーション能力などです。大きな仕事を経験したかどうかは、若いうちは、まだ重要ではありません。自分の過去の仕事について、そのときに自分がどう考え、どう行動したか、また、チームにどのように貢献したか、どんなことを大事にしていたかなどを、自分の言葉で語ることができるかどうかが重要です」(山田氏)

ただし、過去の経験を自ら客観的に振り返るのは難しい。日ごろから、先輩や同僚、上司などと、自分がやった仕事を振り返り、自分の強みと弱みを把握しておくことが、日々の成長にも、今後のキャリアアップにもつながるという。

では、ポテンシャルを認められて、その後転職先で活躍していく人に、共通点はあるのか?

「環境の変化に柔軟に対応できるかどうかがポイントです。転職先では、前職とは違った独自のルールや風習があるのは当然。それに合わせて、自分のやり方を変化させたり、また、必要なときには、自分の経験を上手に生かしながら、未経験のことに対応できる人は、活躍していけるでしょう」(同)

転職を目指すにしても、同じ会社でキャリアアップするにしても、大切なのは過去の仕事の振り返りだそう。その積み重ねによって、自分のポテンシャルを高め、仕事の幅を広げていくことができるのだ。
(相馬由子)

※この記事は2011年10月に取材・掲載した記事です

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト