あなたの着こなしは大丈夫?

流行に注意 正しいスーツの選び方

2014.04.21 MON


一年のスタートに合わせ、装いも新たにスーツを新調しようと思っている人もいるのでは? せっかくならおしゃれな1着を手に入れたいが、スーツの流行はどの程度まで意識したらいいのだろうか? 

「確かに、スーツもカジュアルウェアほどではありませんが、流行とされるものはあります。ただ、安易に流行を取り入れると失敗する場合があるので注意した方がいいですよ」

そう教えてくれたのは、スーツをはじめ、男性専門のファッションコーディネートサービスを行うライフブランディングの代表取締役・吉田泰則さんだ。気をつけるべきポイントはあるのだろうか?

「スーツの選び方のポイントには、サイズ、色柄、素材、そしてデザインがあります。本来、これらには定番があり大きな流行はないのですが、それでは面白みがないので業界では流行の色や素材などを出しているんです。ただ、スーツは実はコミュニケーションツールの一つでもあり、相手に失礼がないかということが一番重要です。それを考えないで流行を取り入れると人によってはネガティブな印象を持たれてしまうこともあります」

なるほど。では、具体的にはどのようなことがネガティブな印象を与えてしまうおそれがあるのだろう?

「まず、今冬の流行色にはベージュがありますが、世界的にスーツの定番色はネイビーとチャコールグレーという暗い色味です。また、素材では起毛したウールなどの紡毛系も流行ですが、これらはアパレル系や広告業界など、相手にクリエイティブな面を見せたい方であればOK。でも、きちんとした印象が大事な金融系などの会社では避けた方が無難なケースもあります」

さらにこのような流行を取り入れる場合、トータルコーディネート力が必要だという。例えば、紡毛素材のスーツにはウールのネクタイが必須。普通のシルクのネクタイではちぐはぐな印象になってしまうのだ。では、サイズやデザインはどうなのだろうか?

「サイズはジャストサイズ、デザインも定番型が基本ですから、本来、流行はないんです。最近ではモテるという発想で細身すぎるもの、逆にバブル期にはオーバーサイズのもの、また3つボタンでも襟元が詰まったものが流行った時もありましたが、これは基本から外れてしまった流行といえます。だから、年月が経つとダサイと言われてしまうのですが、基本を外していなければ流行遅れになることはありません。ただ、ジャストサイズは皆さんが思っているよりやや細身なことが多いので、分からない方はオーダーメイドをしている店やコーディネートサービスを利用して、一度プロに教えてもらうといいと思います」

結局、スーツに流行はあれど、選ぶ際には基本を守ることが大事なのだ。それでも流行を取り入れたいという人は、悪印象を与えたり、イタい姿にならないように、プロに相談するのも手かもしれない。
(斉藤陽子)

※この記事は2012年01月に取材・掲載した記事です

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