「アジェンダ=議題」は大間違い!?

間違いだらけのビジネス英語に注意

2014.05.30 FRI


「コピーする」は、英語では「photocopy」や「xerox」というそう。「ゼロックス(xerox)」とは、ご存じ印刷機器メーカーの名前。英語圏では、企業名や商標名を動詞化、一般名詞化する事例がかなり多いという
「社内の公用語は英語!」とまではいかなくとも、職場で「カタカナ英語」を使うことが多くなっていませんか?

ところが、そうしたカタカナ英語のなかには、外国人にはまったく通じないものも少なくないという。たとえば、外国人との打ち合わせがあったとして、したり顔で使ったら「???」みたいな顔をされる…なんて赤っ恥は避けたい!

そこで、『間違いだらけのカタカナ英語』の著者、廣渡太郎さんに、正しい英語だと思って使ったら通じないカタカナ英語をご指南いただくことに。すると、「では、オフィスでの会議を思い浮かべてください。会議前、何をしますか?」と廣渡さん。えーと、まず会議のアジェンダが何かを確認します。

「さっそくですが、『アジェンダ(agenda)』とは、『全協議事項』『行動計画』といった意味。議題が1つだけなら、『topic』や『question』を使います。さて、配布した資料に目を通すよう、出席者に促してください」

はい。えー、みなさん、お手元のプリントをご覧ください。…ア、アレ、廣渡さん?

「『プリント(print)』は『印刷する』の意味。正しくは、『handout』です。同様に手元の資料を『コピー(本来はcopy=書き写す)』とか『ペーパー(本来はpaper=紙)』ともいいますが、これらも間違いですよ」

ということは、「会議用のペーパーを用意しといて」なんていったら…?

「真っ白い紙の束を用意されるかも(笑)。はい、会議は続いていますよ。ホワイトボードに何か書くようです。そのときに使う筆記用具は?」

ペンですよね、それぐらいわかりますよ! と主張すると…。なんと、これも不正解。英語では「marker(pen)」というのだそう。ボールペン(英語ではball-point pen)やシャーペン(英語ではmechanical pencil)なども英語では通じないカタカナ英語とのこと。

でも「This is a pen.」って習ったし、ケース・バイ・ケースでしょ…?

「うーん、それより『ケース・バイ・ケース(case by case)が『一つひとつ順番に』の意味だってご存じですか? 英語ならば、『according to the situation』などといわないと通じませんよ」

廣渡さん、もうわかりました(涙)。ちょっと英語を勉強してから、もう一度リベンジさせてください!

「わかりました。がんばってくださいね。ただ…」

じつは、この「リベンジ(revenge)」の使い方も英語では不適切(トホホ…)。「revenge」は「仕打ち/復讐」の意味で、「再挑戦する」場合は「retry」を使うのだそうです。くっそー、絶対にリベンジ、じゃなくてリトライしてやる!
(有馬ゆえ)

※この記事は2012年5月に取材・掲載した記事です

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