「飲む前」「飲んだ後」の対策は?

「ふつか酔い」予防法をおさらい

2014.05.31 SAT


画像提供/AFLO
社会人になれば、お酒を飲む機会が増え、二日酔いのまま出社…なんてこともあるかも。吐き気や頭痛、胸焼け、喉の渇きといった症状はなんともツライものだけど、学生のころのように、ちょっと学校を遅刻…とか、休んじゃえ! というのはできませんよね。

まず、二日酔いのメカニズムについて、「All About 家庭の医学」でガイドも務める臨床検査専門医の西園寺 克先生に聞いてみた。

「お酒を飲むと、体に吸収されたアルコールは無毒な酢酸になる前にアセトアルデヒドという物質になります。そのアセトアルデヒドが翌日も体内に残ることで感じる不快さや、利尿による脱水症状が主な二日酔いの原因です」

では、二日酔いに効果的な対策を教えてください!

「単刀直入に言うと、短時間で二日酔いを解消する方法はありません。時間が経ち、アセトアルデヒドが分解されるのを待つしかないのです。しかし、予防のためにできることはあります。アルコールを吸収するのは胃と小腸ですが、より吸収するのは小腸の方。空腹のままお酒を飲めば、アルコールはすぐ小腸に到達してしまいます。なので、胃にとどまりやすい肉や乳製品など、動物性タンパク質を多く含むものを事前に食べることで、後から飲んだアルコールが小腸へ移動するのを遅らせることができるんです」

なるほど…では、それでも二日酔いになってしまったときは?

「翌日であればスポーツドリンクを飲んで、アセトアルデヒドの影響や、脱水症状を軽減しましょう。ただし利尿作用が働くので、トイレに行きたくなるのは必至。長い移動や会議があるときは、留意した方がよいでしょう」

そもそも二日酔いとは、肝臓のアルコール処理能力を超えた飲み方が原因で起きること。急にたくさん飲んだり、飲み過ぎないことが何よりの予防法。やっぱりお酒はほどほどに!
(小林昂祐/ユーフォリアファクトリー)

お酒の場ではテンションが上がって飲み過ぎてしまうことも。翌日に残さないためには、適度な量にセーブすることが一番のポイントです
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※この記事は2012年02月に取材・掲載した記事です

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