肩叩きの対象はオジサンだけじゃない

若手も標的!リストラ勧告対処法

2014.06.04 WED


画像提供/AFLO
厳しいシューカツをくぐり抜けてようやく就職、と思いきや勤務先の業績が急落してリストラの嵐が…。まさか新人までリストラなんてことはないですよね?

「いや、新人でもリストラ対象になることはありえます。もし、会社がリストラを提案してきたら、すぐに回答せずに対策を考えることが重要です。就業規則や給与明細などの事実関係が分かる書類を用意して、労働組合や弁護士などに相談するのも良いでしょう。退職勧奨に動揺し“自己都合”という理由で退職届を出してしまうケースもあり、その場合は後日の撤回も難しいんですよ。リストラや倒産の際の退職理由は“会社都合”なので、離職票に記載された退職理由の確認も必要です」(社会保険労務士齋藤事務所・齋藤順孝所長)

“自己都合”と“会社都合”で退職した場合に生じる、具体的な違いはなんですか?

「大きな違いは雇用保険にあります。退職理由が“会社都合”であれば、“自己都合”で退職したときよりも長い期間、失業手当が給付されます。さらに、“会社都合”なら失業手当の申請後速やかに給付されますが、“自己都合”だと給付がスタートするまで3カ月ほどかかります。また、退職金制度のある会社なら“会社都合”で退職すれば通常の退職金が支払われますが、“自己都合”だと減額されることもあります」

なるほど。退職勧奨を受けたからといって、安易に「はい」と言っちゃいけないんですね。でも、お金をかけて採用した新人をすぐリストラするなんて、企業にとっても損失のはず。それでも解雇せざるを得ないのは業績が悪化している証し。だとすると、新人だからと安穏としていられないってこと?

「そうですね。立場の弱い新人からリストラする企業もあるようなので、新人だからと甘えずに、危機感を持った方がよいでしょう」

一刻も早く“戦力”になれるようにがんばります!
(河島まりあ/GRINGO&Co.)

上司が手を肩に置いて話しかけてくるときは、“リストラ勧告”の肩たたきではなく“がんばってるな”と言われたいものですね

※この記事は2012年02月に取材・掲載した記事です

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