「参加する」から「主催する」へ

SNSを利用した朝活のメリット

2014.06.13 FRI


Busimoは平日の月2回、渋谷で開催。朝7時から9時にコワーキングスペースやカフェに15~30人が集まる
出社前に異業種の人と交流したり、習い事をしたりする「朝活」が定着して数年。 知識やスキルが身につくだけでなく、1日のスタートも気持ち良く切れると、早起き習慣や体質改善の一慣として活用している人も多いだろう。最近では、朝活の活性化にフェイスブックなどのSNSが一役買っているようだ。

『ソーシャルメディア時代の朝活術』の著者である森暁子(あきこ)さんは、自らも月2回「Busimo(ビジモ)」という朝食会を主催している。フェイスブックで会の情報を随時発信しており、参加希望者は参加ボタンを押すことで簡単に参加表明できる。

「朝活に参加する前に、どんな参加者がいるのか把握できるのは、フェイスブックを使う大きなメリットです。興味がある職種や、同じ趣味を持つ人がいるのを確認してから参加すれば、仲良くなりたい人と集中的に話すことができ、朝の短い時間をより有意義に使えます。それと、朝活に参加した後の交流や情報交換もフェイスブックがあればスムーズ。朝活の感想や話題になったトピックの関連URLなどをフェイスブック上で共有したりして、その場だけで終わらないコミュニケーションが生まれやすいのです」

朝活で得た縁をより深めるためのツールとして活躍するSNS。確かにフェイスブックのつながりがあれば、名刺交換したものの、その後は一度も連絡を取らないとまま…、なんてことも減りそうだ。

ただ、これだけならSNSは単なる連絡ツール。森さんによれば「誰でも簡単に朝活の参加者から主催者になれる」ことこそSNSの大きな魅力だという。実際、Busimo参加者も、自ら主催者となって新たな朝活の場を開設。様々な朝活が派生しているのだとか。

「フェイスブックを使えば周りの友人にすぐに告知できますし、『いいね!』が付けば、友人を介して直接の知り合いでない人にも情報を届けられる。結果的に参加者の輪が広がります。朝活を主催する際の最初のハードルは参加者集めですから、それをサポートしてくれるSNSの力は大きいですね。朝活するのも有意義ですが、主催者になると、もっと得るものが多いんです。例えば最初の参加者が数名だけだったら、次回はなんとか参加者を増やしたい!と努力するようになります。会の内容を考えることで企画力が高まり、多くの人の心に響く発信を心がければプレゼン力も身につきます。参加者が増えてくればリーダーシップ力だって養われるでしょう。ビジネスで必要なスキルが自然と養われ、まさに一石数鳥なんですよ」

参加するだけでなく主催する側へ。これこそがSNSを使った朝活の醍醐味ということかもしれない。
(中島亮/サグレス)

※この記事は2012年6月に取材・掲載した記事です

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