有吉、マツコ・デラックス、坂上忍に学びたい

「なぜか好かれる毒舌」の習得法

2014.06.05 THU


「“空気を読む”なんて言葉が使われ、他人と違うことを嫌がる若手世代ほど、毒舌が威力を発揮する」と梶原さん。毒舌と悪口は違うのでご注意を イラスト/もりいくすお
坂上忍に有吉弘行、マツコ・デラックスなど、毒舌キャラの活躍が目立つ昨今。この“毒舌キャラ”をうまく取り入れて、どうにかビジネスにも応用できないだろうか。元文化放送アナウンサーで、『毒舌の会話術』などの著書を持つ梶原しげるさんは、「毒舌とは皆が思っている本音をズバリと言うこと。だからこそ、印象にも残る。うまく使えば、中身のある濃いコミュニケーション手段になります」と語る。そのうえで会社員が毒舌を使うためのキモを教えてもらった。

「同期や後輩に向けた毒舌なら、“見せかけのマイナス表現”といった手法があります。これは、あえて乱暴な言葉をまぶすことで敬意を見せるというやりかたです」

例えば、「鉄道が好きで海外まで乗りに行った」という話に「バカだね~」と答える。乱暴な言葉でも、言い方や状況によっては、熱意に対する評価や敬意にもとれるわけだ。

「会議や打ち合わせでの毒舌で大事なのは“柱”。マツコ・デラックスさんが視聴者目線という柱を持っているように、必ずお客様目線で発言する、など独自の柱を持つべきでしょう。そして、会議の出席者が誰であれ、発言がブレないことが大事。それを続けて、あいつは毒舌だから、と認知されれば、さらに毒舌を吐きやすくなります」

最後に、上司に好かれるような毒舌の使い方を聞いてみたところ…。

「あえて“けなす”。ただし、けなした後は必ず上げることが大事。ホメる前振りとしてけなす行為を利用するんです。けなす内容は、相手が“俺のことをよく見てるな”と思うような細かい部分に注目。よく見ていることで、敬意を伝えることにもなるんです」

毒舌に必要なのは、秀逸な観察眼。言われてみれば共感できる内容で、一方的に誰かを非難や攻撃するものであってはいけないのだとか。これらの点に気をつけて、あなたも毒舌キャラを目指してみる?
(笹林 司)


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