次の一足を買う前に

覚えておきたい革靴のデザイン

2014.09.06 SAT


紐で締めるタイプか否か、というのも履くシーンに適しているかどうかの目安になる。紐で締めるタイプのものがよりフォーマル、ビジネスシーンに向いた選択といえる 写真=榎本靖史
ビジネスマンの仕事道具ともいえる“革靴”。「いくつかのデザインの型」があることぐらいは知っているが、何を選べばいいのかわからないという人も多いだろう。そこで基本的知識となる革靴の種類について解説してみよう。

・ストレートチップ(定番度☆☆☆☆☆)
つま先の切り替えに使われる革(チップ)が直線、つまりストレートになっているのが特徴。どんな場面で履いていても失礼にならず、特に黒のものは冠婚葬祭などフォーマルな場面で最も適している靴といえる。

・プレーントゥ(シンプル度☆☆☆☆☆)
つま先に切り替えがない、基本形ともいえるシンプルなデザインの靴。飾りはないものの、履き口が外に開き、軽い印象を与える「外羽根」というデザインのものが多い。そのため、スーツだけでなくジャケパンスタイルにも合わせられる、守備範囲の広さが魅力。

・ウイングチップ(男らしさ度☆☆☆☆☆)
つま先の切り替えが、翼(wing)のように見えることから名付けられた。ブローグ(W型の模様穴飾り)が個性的で重厚感があり、足元から男らしさ、力強さを表現したいビジネスパーソンにオススメ。ただ茶色のものは、金融系など堅い職種では敬遠されることも。

・Uチップ/Vチップ(スタイリッシュ度☆☆☆☆)
つま先の革の切り替え部分がU字形やV字形にデザインされた靴。バリエーションが豊富で、ビジネスからカジュアルまで幅広いファッションに合わせられることから、近年人気のタイプ。

・ローファー(学生さん度☆☆☆)
紐やバックルを用いずに脱ぎ履きするいわゆる「スリッポン」系の中では、フォーマル寄りといえなくもない。ビジネスシーンで履かれることもあるが、「怠け者」を語源に持つだけあり基本的にはカジュアルな印象が強い。「学生靴」の印象もあるので、シルエットがスマートで革の質感の良いものを選びたい。

・タッセル(自由人度☆☆☆☆☆)
「タッセル」とは、靴の甲にあしらわれた独特の房飾りのこと。自由な印象を持つので、かしこまった場面には向いていない。スーツとの組み合わせ含め、履きこなすにはセンスが問われる靴だ。
 
フォーマルに見えるか、カジュアルに見えるか、実際は様々な要素が絡んでくるので、以上の順番はあくまで目安として考えてほしい。

なお、同じタイプのデザインでも、靴幅が広ければ柔らかい印象になり、シャープなシルエットのものであれば堅めの印象を与えるということも覚えておきたい。ビジネスシーンでは、黒やダークブラウンが基本の色となるが、クリエイティブ系などの仕事で、個性や明るい印象を強調したければライトブラウンなどを検討してみてもいいだろう。

※この記事は2013年9月に取材・掲載した記事です

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