人事担当へのアンケートで判明!

転職限界年齢の平均は43.4歳!

2014.09.20 SAT


平成23年上半期雇用動向調査によると、年齢別の男性入職率は「20~24歳」で23.2%、「25~29歳」は8.2%、「30~34歳」は5.6%、「35~39歳」は3.7%となっている 2012年8月23日(木)~2012年8月24日(金)、26~66歳の中途採用経験のある会社員に調査。調査協…
終身雇用が期待できない昨今、転職を考える人も多いだろう。が、その際に気になるのが自身の年齢。一般的に年齢が上がるほど採用のハードルは高くなるといわれ、「35歳転職限界説」という巷説もある。

もちろん、表向きは「年齢不問」をうたう求人が多い。2007年より、労働者の募集・採用において、年齢制限を設けることが原則として禁止されたからだ。だが実際の採用現場では事実上、年齢による「足切り」が行われるケースも多いと聞く。果たして実態はどうなっているのか? 中途採用経験のある人事担当経験者100人に匿名でアンケートを実施した。

「“年齢不問”で募集したにもかかわらず、年齢による足切りをしたケースがあるか?」を調査したところ、「ある」と答えたのはなんと3分の2にあたる66人。その際に「足切りライン」とした年齢をたずねると、「40歳」がもっとも多く、次いで「35歳」、「50歳」という順。「足切り年齢」の平均は43.4歳だった。「35歳」限界説は大げさにせよ、「年齢不問」は単なるタテマエという企業も多いようだ。

足切りはしないにせよ、年齢の高さがネックになると考える人事担当者は多い。前述の100人に「年齢が高い応募者は不利になるか?」と聞いてみると、83人が「不利になる」と回答。さらに「何歳を超えると不利になると思うか?」とたずねてみると、こちらも「40歳」がもっとも多く、以下「35歳」、「50歳」という結果に。全回答の平均は40.7歳なので、やはり40歳を超えると転職が難しくなるのは間違いない様子。なかには「30歳」と答えた人事担当者も相当数おり、企業側の「年齢重視」姿勢がうかがい知れる。

もっとも唯一の救いは、事実上の「転職限界年齢」として「35歳」より「40歳」を挙げた人事のほうが多かったこと。狭き門であることは確かだが、30代後半ならまだチャンスは大きい。

加えて、市場価値の高い人材なら、年齢を問わず「引く手あまた」なのも事実。希少価値の高い人材になるのは大変だが、いつまでも20代ではいられない。サラリーマンも精進あるのみ、なのだ。
(河合力)

※この記事は2012年9月に取材・掲載した記事です

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