「未経験者歓迎!」の真意は!?

本音?建前? 転職面接、人事のホンネ

2014.11.05 WED


「最近の面接は、ストレス耐性を問う質問が増えているようです」と中谷さん。具体的にストレスの発散方法や壁にぶつかった時の対処方法などの経験を話せるとベストだそう マイザ / PIXTA(ピクスタ)
「未経験者も歓迎!」「面接は普段通りの格好で」――転職活動をしていると目にする、本音なのか建前なのか分からないあいまいな表現。はたして企業の真意は? キャリアカウンセラーの中谷充宏さんに聞きました。まずは求人広告によく書いてある「未経験者も歓迎!」。これはどう受け取ったらいいの?

「基本的には本音です。異業種からの転職で未経験者でも、これまでの仕事で得たスキルが募集職種に役立つのであれば、という意味ですね。私が採用活動に携わった大手の不動産開発会社ケースでも『正社員の新卒採用だけだと企業体質が硬直してしまうので、新しい血を取り入れ、組織を活性化したい』という話がありました」

なるほど! じゃあ未経験でもどんどん挑戦してOKですよね!

「いえ、例外もあります。開かれた採用であることをアピールするために『一応』未経験者OKと書いている場合や、そうは書くけれど、実際は経験者を重視してしまうケースもあります。未経験者もOKだからといって、経験者も募集しているということを忘れてはいけません」

次に気になるのは、「当日は私服などリラックスした格好で」というフレーズ。これにはどんな本音と建前が!?

「これは業種によって分かれますね。クリエイティブな業種は、表現力で勝負する仕事なので、服装からその人のセンスを測っているケースがあります。その場合は本音度が高いので、お決まりのリクルートスーツだとマイナス評価になってしまう危険性が高いです。一般的な業種で多いのは、『オフィスカジュアルやクールビズを実践しているため、その服装でも構わない』という意味で、どちらかというと建前です。着るものに迷うようでしたら、リクルートスーツにした方が無難でしょう」

なるほど。では、面接で「気になることは何でも質問してください」と言われた場合はどうすれば?

「これは節度が大事です。1回目の面接でいきなり『冬のボーナスは出ますか』など、給与等の質問をすると、権利意識が過剰と思われてしまいます。この場合は、仕事に関係する質問に絞りましょう」

う~ん、やっぱり転職活動には本音と建前が入り乱れているみたい。企業の真意を探りつつ、こちらも建前をうまく使って臨めってことですね。
(岡本のぞみ/verb)

※この記事は2012年11月に取材・掲載した記事です

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