ネットを使って海外から買い物!

個人輸入は簡単にできるものなの?

2014.11.17 MON


国際宅配便を利用した場合、通関の手続きは業者が代行することになる。宅配業者が関税代金を立て替えて配達される仕組みだ 出典:税関ホームページ
ネットショップやオークションなど、インターネットで簡単に買い物ができるようになったいま、ネット通販にさらなる面白みを求めるなら、次は「個人輸入」かもしれない。

個人輸入とは、海外のショップや業者と交渉して個人で外国の商品を買うこと。だから海外のネット通販で買い物することも、れっきとした個人輸入だ。日本では手に入らない商品を買えるのが魅力で、小口輸入として輸入したものを商材にビジネスを展開することもできる。

そんな魅力たっぷりの個人輸入だけど、落とし穴はないのだろうか? 『初めてのネット輸入&販売』の著者で、輸入品販売コンサルタントの森治男さんに聞いた。

「個人レベルでも輸入は輸入なので、輸入が禁止されているものや規制されているものもあり、何でも輸入できるわけではありません。個人の使用を前提とした商品の場合、関税は商品代金の60%に対してかけられるため、商品代金×60%×関税率が関税額となります。肝心の関税率ですが、商品それぞれによって異なるのです。また個人輸入の場合だと購入した商品が1万円以下だと免税されます。事前に価格を把握し、関税について熟知した上で輸入をするのが、賢い輸入といえます」

関税の計算とか、なんだか難しそうだ。それに外国語での取引はやっぱり不安…。森さん、そんな僕でも個人輸入ってできるんでしょうか?

「eBayなど海外のオークションサイトやネットショップを利用すれば十分に可能です。関税については事前に税関に尋ねれば解決できます。また、メールの文章は翻訳サイトを活用すればいいんですよ。複数の翻訳エンジンで同じ文章を翻訳すれば、格段に精度が高まります。ただ違う国同士だとメールがスパム扱いされてしまうこともあるので、メールが届かないこともありますが、そんなときはFAXを送ればいいんです。メールでもFAXでも、大切なのは要点を伝えること。相手に伝えたいことを箇条書きにするぐらいの方がいいですよ。」

支払いに関しては、クレジットカード決済ができるかどうかが相手の信用度をはかるうえで非常に重要とのこと。クレジット会社の審査を通った取引相手というだけで、格段に安心できる。また、いざ取引してみるとき不安なことがあれば小口輸入に対する質問に答えてくれる「財団法人対日貿易投資交流促進協会」(ミプロ)に相談してみるのもいい。

それでも自分では心配という人は、ネット通販サイトで自分が注文した商品を日本まで転送してくれたり、もっと手前の注文段階から個人輸入を代行してくれるサービスもあるので活用してみてはいかがだろうか。

日本にいながらにして海外の魅力的な商品に触れられる個人輸入。すべて自己責任と割り切って、あなたもチャレンジしてみては?
(本折浩之/東京ピストル)

※この記事は2010年05月に取材・掲載した記事です

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