特に力を入れているのはどの県?

U・Iターン希望20・30代増加

2014.11.21 FRI


島根県のU・Iターンフェアの様子。各市町がのぼりやポスターを掲げ、相談者も相談員も、とても熱心に話していました
転職情報サービスDODAの「転職理由調査2012年上半期」によると、ここ最近、「U・Iターンしたい」という声が増えているそう。各都道府県もU・Iターン支援に力を入れているとか。実際、どのくらい問い合わせは増えているのでしょうか? U・Iターンに特に力を入れている長野県・島根県・北海道の3県に聞いてみました。

「長野県では、今年から東京・有楽町の交通会館に『長野県移住・交流センター』を開設し、U・Iターンと移住のために2名の相談員が『職』と『住』の相談に応じています。その効果もあってか、4~9月の相談件数は1656件で昨年同期の1.5倍以上です(長野県商工労働部労働雇用課長・吉澤猛さん)

一方、島根県でも積極的取り組みが実を結んでいる模様。

「島根県は、ふるさと島根定住財団を総合窓口として、東京・大阪・広島にある『ふるさと定住・雇用コーナー』の定住アドバイザーや、3年前から県内全19市町村に配置された定住支援員と協力しながら、責任をもって移住相談を受ける仕組みをつくっています。実際に相談体制がしっかりしていることもあり、定住財団の23年度の相談件数は前年に対して約30%増加しており、24年度も同じような状況です。東日本大震災以降、安心・安全面を根底に考えて移住する方が増えているので、その影響もあると思います」(ふるさと島根定住財団UIターン推進課・日野賢治さん)

このほか北海道では、今年からU・Iターン希望者がインターネットで求職者登録をできるように整備。今年3月末に619人だった登録者が10月末時点で827人に増えている。20・30代の利用者も増えているの?

「北海道はU・Iターン登録者の約8割が男性で、そのうち約6割が20~30代です」(北海道人材育成課・中川さん)

同じように島根県も20~30代が約6割を占め、未婚者と既婚者は半々だそう。ちなみに20・30代におすすめのU・Iターンプランはどんなものだろうか?島根県に聞いてみた。

「産業体験事業はどうでしょう? 農林漁業の研修制度で一定期間は助成金も出ます。そして、この制度の意外な効果なのですが、産業体験者が技術・経験を積まれて、今度は自分が受け入れ側になったり、体験者同士がご結婚されたりということもあります」

本当に!? 確かに人生の一大事を決心した者同士は結束が固そう。思い切ってキャリアチェンジするなら、U・Iターン転職も興味深い選択肢のひとつかもしれませんね。
(岡本のぞみ/verb)

※この記事は2012年11月に取材・掲載した記事です

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