夢はコミュニティで実現すべし!?

石垣島のクリエイターたちに学ぶ

2015.01.08 THU


十人十色の肩書を持つクリエイターたちが集い、島の活性化にチャレンジする「石垣島Creative Flag」
クリエイティブの力で、島を元気に。そんなコンセプトで地域の活性化を図るプロジェクトが、2013年から石垣島で進んでいる。その名も「石垣島Creative Flag」。島に縁のあるクリエイターを集め、観光や文化産業を盛り上げることで、島の経済を活性化していこうという、石垣市主導の試みだ。2014年11月からは、島外から著名クリエイターを招いて講座を設ける「石垣島Creative Labo」をスタートするなど、活動はますます盛んだ。

所属するクリエイターは、映像作家にグラフィックデザイナー、ミュージシャンに写真家、ファッションデザイナー…とまさに十人十色で、コラボレーションによる無限の可能性を感じさせてくれる。12月に開かれた「石垣島Creative Labo」において、主催または所属する“30オトコ”たちに、それぞれの想いを語ってもらった。

「この小さな島独自のクリエイティブの力を世界に広めていきたい」と語るのは、プロジェクトの発起人でもある、石垣市役所の宮良賢哉さん(31歳)。「このプロジェクトを通して島の自然や文化を発信し、もっとたくさんの人にこの島を好きになってほしいです」。

石垣島で生まれ育った池城安武さん(34歳)は、広告代理店勤務から独立、ファッションデザイナーに転身した。島をモチーフにしたクールビズウェアをデザインしながら、「石垣島への愛を持った観光客や移住者が増えることにつながってほしい」と夢見る。

島外から移住したクリエイターもいる。広島出身の十河学さん(34歳)は、エンジニアとしての技術力を活かして「CODE for OKINAWA」を立ち上げたり、自作ドローンによる映像撮影など、離島という地にあって最先端の技術に挑戦している。「現在は一人の力が社会を変え得る時代。同じ想いを持つ人たちとともに、世界を面白くするきっかけを作れたらと思っています」。

やり方や肩書はそれぞれだが、島を元気にしたいという夢は同じ。「石垣島Creative Flag」というコミュニティが、その実現に大きな役割を果たすであろうことは間違いない。

30代ビジネスマンともなれば、スキルアップや人脈の広がりをベースに、「夢の実現」を意識する人も少なくないだろう。そんなとき、想いを同じくするコミュニティに参加するというのは、一つの手。大人になってから新しいコミュニティに飛び込むのは勇気のいることだが、その見返りは大きいはず。「石垣島Creative Flag」は、僕らにそんな道筋を示唆してくれている。2015年2月に東京でプロモーションイベントを予定している彼ら。クリエイター同士のコラボレーションによる「夢の実現」に、期待したい。

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