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中途採用市場でモテる経歴は?

2015.02.26 THU

転職活動における最初のハードル、書類選考。書類選考ではこれまでの経験や実績を含めた「経歴」がモノをいうわけだが、企業側にとってはどんな経歴が魅力的に映るのだろうか?

「書類選考段階では、『学歴』や『転職経験が少ないこと』が重視されます。ただ、これだけで転職実現度が高まるというわけではありません。肝心なのは前の会社でどんな仕事経験を積んできたかということです」(リクルートエージェント西山康鎮氏)

では、その仕事経験をアピールするにはどうすればよいのだろうか?

「まずは、自分がやってきたことを『できるだけ数字にして表現する』ことです。『頑張りました』『苦労しました』『一生懸命やりました』みたいな文字表現では頑張りの度合いが相手に伝わりませんよね。その頑張りを数字に置き換えてみましょう。例えば営業職であれば、新規の飛び込み営業を3年間、毎日100件やったとか、トータル3000枚の名刺を集めたとか。売上以外にも数字でアピールできることはいくらでもあるはずです」(同)

西山氏によれば「世の中に数字で置き換えられない仕事はない」とのこと。例えば事務系ならメールや伝票の処理件数。これも立派な武器になるという。

「一見幼稚な発想に感じられるかもしれませんが、実はすごく大事。今いる社員との比較がしやすく、入社後にどれくらい活躍してくれるかというイメージも明確になります。企業側からすれば、数字に表れていると『即戦力性』が感じられるわけです」(同)

さらにこんなアピールも効果的。

「何か新しいことを提案して形にした実績があるとかなり好印象です。例えば、部内の書類回覧ルートを簡略化し、それまで1週間かかっていた書類回覧を3日に縮めたとか。そういう小さなことでいいんです。自分が働きかけた何かが社内や部内でスタンダード化したという事実が大事です」

ウソは論外だが、自分の経歴を上手にアピールし、魅力的に仕立てるのは立派なテクニック。上記のポイントを踏まえ、職務経歴書を見直してみては?
(榎並紀行)

※この記事は2011年06月に取材・掲載した記事です

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