新人のうちに知っておきたい

“一人前“の条件&道のりとは?

2015.02.27 FRI


先輩や上司から指導された業務をきちんと覚え、失敗をおそれず意欲的に仕事に励む。この積み重ねが“一人前”への近道だ
上司に一から仕事を教わり、面倒をみてもらわなければ右も左もわからない--それが普通の新人だろう。だが、できれば少しでも早く“一人前”になりたいもの。社会人として“一人前“になるには、どのくらいの時間が必要なのか?

2007年に、カシオ計算機が働く25歳の男女298人に行った「一人前になるまでに何年かかると思いますか?」という調査によれば、最も多かったのは「3年」という回答。確かによく聞く答えだが、どうして3年なのか?

「“一人前”の条件の1つは、『後輩に教える立場になること』。多くの企業は、年齢が近くて仕事のできる先輩が新人につき、マンツーマンで半年~1年かけて仕事を教えます。この立場になれる時期が、大体3年目だからです」

そう教えてくれたのは、新人指導を専門としているラーンウェルの代表・関根雅泰さん。やはり3年か。できればもう少し早く“一人前”になりたいのですが…。

「自ら積極的に仕事を覚える姿勢を上司に見せることが大切。手持ちの業務がないときは、『何か手伝えることはありますか?』と尋ねたり、上司の資料を取りに行ったり、率先して動きましょう。新人は何もわからなくて当然。だから、『何もわかってない』と思われることをおそれず、どんどん質問をすべきです。的外れな質問かも…とためらって、疑問点をそのままにしておく方が問題です」

ちなみに、周囲の先輩社会人に「自分の職種での“一人前”の条件」について、聞いてみたところ、「お客さんに頼りにされること。仕事以外の話でも盛り上がれるくらいの関係を築くことが大事」(26歳・営業)、「先を見通して仕事ができることかな」(25歳・公務員)、「お客様によりよいアイデアを提供できるようになれたら一人前」(27歳・物流事務)といった回答が。

求められていることに応えられてこそ、“一人前”といえそうだ。
(冨手公嘉/verb)

※この記事は2013年2月に取材・掲載した記事です

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