人間関係の再構築が圧倒的1位

転職してストレスなことTOP10

2015.04.03 FRI

世論調査


人間関係に関する噂を吹き込みすぎると、新しい同僚は混乱してしまうかも… 画像提供/xiangtao / Imasia(イメージア)
この春から、新しい職場で働きだした人も多いだろう。慣れ親しんだ職場を離れ、新たな環境で仕事をするのは、何かと大変なもの。受け入れ側としては、彼らがスムーズに馴染めるよう配慮してあげたいところだ。そこで、転職経験のある20~30代の男性会社員200人に「転職してストレスに感じたこと(仕事内容は除く)」について、アンケート調査を行った。

〈転職してストレスに感じたことTOP10〉
(1~3位を選択してもらい、1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptとして集計。協力/アイリサーチ)
1位 転職先の人間関係やパワーバランスがわからず戸惑ったこと 163pt
2位 生活リズムが変わったこと(ex.起床時間など)128pt
3位 転職先の習慣や風習に慣れること(ex.ランチタイムの過ごし方など) 118pt
4位 転職先の社内用語を覚えなければならないこと 72pt
5位 同僚や取引先の名前を覚えなくてはならないこと 70pt
6位 転職先の事務手続きルール(ex.経費処理の仕方など)を覚えなければならないこと59pt
7位 転職先でよそ者扱いされたこと(冷たくされたこと) 52pt
8位 派閥争いに巻き込まれた(そうになった)こと 43pt
9位 転職にともなう年金や保険、税金の手続き 37pt
10位 以前の職場と電話機の取り方・使い方が変わったこと 30pt

転職理由としても上位にランクインすることが多い「人間関係」が2位以下を引き離して1位に。やはり転職先でスムーズに馴染むまでは、かなり苦労するようだ。それぞれの選択肢が選ばれた理由は以下の通り。

【1位 転職先の人間関係やパワーバランスがわからず戸惑ったこと】163pt
「だれの指示を優先すればいいのかわからない」(34歳)
「人間関係が分からず面倒なことになった時があった」(30歳)
「社内の力関係と人間関係がわからないことには、社内での自分の立場を確立させるのが難しいため」(39歳)
「面倒を見てもらう人がおらず、全て手探りの状態で仕事をしていたため、同僚がどのような位置の人間かも全く分からなかった」(29歳)
「どちらかというと、仕事が出来る、出来ないよりも、長くいる人の影響力が強いという面が大きかったので」(39歳)
「仕事内容そのものよりも労力を使い、本末転倒だと思うから」(36歳)

【2位 生活リズムが変わったこと】128pt
「朝中心の仕事から夜中心に仕事になった」(38歳)
「起床時間が業務の内容に伴い早くなり、朝一番で出社しなければいけなかったこと」(36歳)
「5年以上通勤していた職場を辞め、転職し新たな職場に通うようになると通勤時間や帰宅の時間も変わり、戸惑うことが多かった」(38歳)
「24時間稼働しているので出勤時間に多数のパターンがある 」(38歳)
「子供の送迎に影響がでる」(35歳)
「睡眠時間のリズムを整えなおす」(37歳)

【3位 転職先の習慣や風習に慣れること】118pt
「人間関係をもう一度最初から作り直すのは大変であった」(34歳)
「会社が静かすぎることです」(34歳)
「街中の企業とは雰囲気が異なるから」(33歳)
「他人に聞きづらい」(32歳)
「有休が取りにくい」(28歳)
「休憩なのに仮眠も取れないから」(35歳)

【4位 転職先の社内用語を覚えなければならないこと】72pt
「訊き返してそれがどういう意味なのか、確認しなければならないのが煩わしいから」(35歳)
「言葉がわかりづらい」(32歳)
「未経験の業界だったので1から覚えなくてはならなかった」(36歳)
「今まで使っていた言葉が通じなかったりする」(31歳)
「教えてくれないので」(24歳)
「年齢が上がると覚えが悪くなるから」(38歳)

【5位 同僚や取引先の名前を覚えなくてはならないこと】70pt
「人が多くて名前を覚えるのが大変」(33歳)
「電話を受けた時に、先方が名乗らないので、名前を聞くと『今更聞くの?』という感じであしらわれたこと」(38歳)
「仕事の関係上、取引先の人数が多すぎて覚えられない」(35歳)
「人と話すことが苦手で、人の名前を覚えるのが苦手だが、自社、お客様と、覚えるべき人数が多い」(35歳)
「またゼロから積み上げないといけないから」(35歳)

人間関係の再構築に加え、出勤時間の変化への慣れや、仕事仲間の名前や社内用語を覚えることなど、長年しみついた細かな習慣を、苦労しながらアップデートした様子がうかがえる。生活リズムへの慣れは本人が頑張るしかないが、新しい用語やツールの使い方などは周囲がサポートしやすいもの。新鮮な視線の問いかけに答えることで、自分の成長につながる部分もあると思って、優しく教えてあげたいものだ。

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