一部上場企業・元人事部長が語る!

「30代に伸び悩む人」5つの特徴

2015.05.25 MON


30代に伸び悩み、そのまま窓際族に…なんてことは避けたいもの。当てはまってしまう人は要注意! 写真提供:yokotaro / PIXTA(ピクスタ)
20代は若手のホープとして活躍。けれど30代になると同期や後輩に追い抜かれていく…そんな先輩を目にしたことがある人も少なくないはず。そんな事態に陥らないようにしたいものだが、自分もそうならないとは言い切れないのが怖いところ。そこで、長年一部上場企業で人事部長を務め、現在は、学生の就職指導や転職指導、採用担当者の養成研修も行う、「就活指導塾」塾長の菅原秀樹さんに、「30代で伸び悩む人の特徴」をリストアップしてもらった。

□1 自分の守備範囲だけ守る
□2 自己裁量で判断しすぎる
□3 20代に生活の全てを仕事に捧げた
□4 「いつでもいいから」を後回しにする
□5 英語の勉強をやめてしまった

「自分、当てはまるかも…」と、ドキッとした人もいるのでは? なぜこれらが「伸び悩み」につながってしまうのだろう? その理由もうかがった。

□1 自分の守備範囲だけ守る
実績のある仕事にこだわることは悪いことではない。しかし、20代である程度仕事がうまくいくと、「失敗したくない」という気持ちが生まれる。菅原さんによれば、「守りの姿勢に慣れてしまうと、自分の守備範囲で無難に仕事をこなすように。企業としては経験を積んだ30代こそ、現場で新しいことにチャレンジをしてほしい世代です。まだまだ失敗も許されるので、挑戦して自分の価値を上げましょう」とのこと。

□2 自己裁量で判断しすぎる
仕事にすっかり慣れ、会社や上司からタスクを任されるようになる30代。自信がつき、部下もできると、さぼりがちなのが報告・連絡・相談だ。「仕事はうまくいっていても、上司からすれば、報告を怠る部下は不安でもあり、おもしろくない存在」と菅原さんは指摘する。成果が出ていても相応の評価が得られない可能性が高いという。

□3 20代に生活の全てを仕事に捧げた
「仕事だけの生活になると、どうしても体力が落ちてきます。どんな仕事であれ体力は重要。若いうちは仕事オンリーにならず、少しでも運動して体力をつけておくべき。そうでないと、30代で息切れします」と菅原さん。また、趣味は社内でも取引先でも、話のタネにもなる。「人としての魅力を高める意味でも趣味を楽しんだ方がいい」とのことも。

□4 「いつでもいいから」を後回しにする
「『いつでもいいから』と頼まれた仕事でも、すぐに返答をしないと『仕事ができないやつ』と思われます」(菅原さん)。最速でこなせば、同じ仕事量でも評価は高まる。面倒に思える、“頼まれごと”は、実は評価を上げるチャンスだ。

□5 英語の勉強をやめてしまった
「英語は話せるようにならなくても勉強するべき」と菅原さん。英語学習の意義は、実用性だけでなく、グローバルな視点が養われることにもある。「勉強をやめると、世界志向の考え方さえも放棄することになります」という。

30代に伸び悩みたくなければ、「外の世界を見てください」と菅原さん。社外に出た時、自分のスキルはどの程度評価されるのか? 仲間内ばかり見ていると、労働市場全体での自分の価値がわからず、結局、社内でも評価されなくなる。20代のビジネスマンは、要注意だ。
(小越建典/アバンギャルド)

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