面接時には五感を働かせよう

転職のプロが教える社風の見極め方

2015.06.05 FRI


やっと転職先が決まったが、いざ働き出してみると社風が合わなかった…なんて話を耳にすることがある。確かに社風が合わないと、働くのはつらいと思うが、そもそも社風って何? 入社する前に見極めることはできないの? 

そこで、リクルートエージェントのキャリアアドバイザー・細井智彦さんに、社風を見極めるためのワザの数々を伝授してもらった。

「社風とは、人間でいうと人格や性格のようなもの。人間が年を取るにつれて人格が変化するように、会社も、歴史を経ると、性格が変わってきます。そこでまずは手始めに、ホームページなどで会社の沿革を見てみましょう」

面接の時に確認すべきポイントは?

「面接は、相手の会社を見極める絶好の機会。五感を働かせて、その会社の“空気”を感じてみましょう。例えば、使っている家具や調度品、受付の雰囲気、どんな方が来社されているのか。初めて行くお店に入った時に、店員の対応やディスプレイなどを見て、居心地がいいかどうかを見極めるのと一緒です。また、そうすることで、その会社の勢いもわかります」(細井さん)

また、もし面接官に質問する機会があったら、「その会社の5年先のビジョン」や「それを実現するために、この1年でどんな新しいことをスタートさせたか」など、“どういう想い”を持って“今何をやっているのか”がわかるような質問をしてみるのもいい。ただし、このような質問を嫌う面接官もいるので、注意は必要だ。

さらに、社風は、実際に働いている人を見てこそわかる。そのため「本気で探りたいなら、見に行こう」とのこと。例えば、社員の出入りが多い時間帯に“張り込み”気分で社屋近くに出かけてみるとか、社員がよく行く飲食店にランチタイムに行ってみるとか。また、最近ではネットの掲示板などに、その会社の情報が書き込まれていることがあるが、実はここからも時には、書き込んだ人の感情的な部分を差し引いたうえで読み解けば、役立つ情報が得られることもある。

社風の見極めは、自分と気が合う人を見つけたり、好きなお店を探すようなもの。自分に合うかどうか、先入観を捨てて、様々な角度から客観的に見てみよう。
(相馬由子)

※この記事は2011年12月に取材・掲載した記事です

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