家事好き男子に朗報!?

男でもなれる!家政夫ニーズ上昇中

2015.06.09 TUE


写真提供:ベアーズ
大ヒットドラマ『家政婦のミタ』で、にわかに注目度の上がった「家政婦」という仕事。一般的に「女性の仕事」という印象があるこの職業だが、はたして男子でもなれるものなのだろうか。

そこで、男性家政婦=「家政夫」についての調査を開始。まず、『首都圏家政婦(夫)の就労実態アンケート調査』などを行う公益社団法人「日本看護家政紹介事業協会」に問い合わせたところ、「協会員の男女比については把握していない」との回答があった。

続いて、東京都内に拠点を構える複数の家政婦紹介所に聞いてみたものの「過去に男性が登録していた実績はない」(B家政婦紹介所)。「男性の登録は数年に一度ほどあるが、実際に紹介できる仕事がない」(N家政婦紹介所)とのこと。

やはり、家政夫は相当レアな職業。その実態に迫るのはなかなか困難なのか…。そうあきらめかけていたところに、家事代行サービス大手の「ベアーズ」が、男性スタッフによるサービスを行っているとの情報が。家政夫はいた!

さっそく話を伺って見ると「ベアーズには約4300名の家事代行スタッフがおりますが、うち40~50人は男性です」(ベアーズ専務取締役の高橋ゆきさん)とのこと。聞けば、同社では顧客の要望を受けて2005年に『マッスルベアーズ』をスタート。現在では、20~60代の男性スタッフが在籍し、掃除や洗濯などの一般的な家事代行サービスのほか、大型犬の散歩や子供の送迎など、男性ならではの力強さや安心感が求められる業務を行っているらしい。

「大きな家具の移動や電球の交換など、かつて町の便利屋さんが行っていたような仕事を頼まれることもあります。見ず知らずの便利屋さんを家に上げるよりも、きちんとした企業が派遣するスタッフの方が安心できるというお客様も多いんですよ」(同)

同社の場合、週末だけの副業として時給で働くパートタイマーから、フルタイムで働く正社員まで、男性スタッフの雇用形態は様々。そのニーズは年々高まっており、現在も男性スタッフを募集中だという。

では、家政夫になるために必要な資格やスキルとは?

「就業前には各種研修も行いますので、特に必要な資格やスキルはありません。お客様の家庭に出入りする仕事のため、身元確認はしっかり行っていますが、素直でやる気がある方なら大歓迎ですよ」

考えてみれば、料理や掃除、洗濯…など、長年の一人暮らしで “家事力”を培っている男子も多いはず。“家政夫”という仕事、まだまだ認知度の低い今こそが狙い目なのかも!
(吉原 徹/サグレス)

高いところの掃除や洗車など、男手が役に立つ家事は意外に多いもの。料理やアイロンがけなどが苦手でも、家政夫としてのニーズはあるようだ。

※この記事は2012年02月に取材・掲載した記事です

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