20~30代男性会社員200人が悲観的予測

「将来も父の収入に勝てず」6割超

2015.06.12 FRI

世論調査


子供のころは無邪気に「大人になったらお金持ちになって…」なんて考えていたけど 写真/PIXTA
ボーナスシーズン。もらう前まではテンションが上がっていたのに、いざ金額がわかってしまうと、「こんなもんか…」と現実的な気分になって、妙にしんみりしてしまう人もいるのでは?そんな時にふと思うのが、「こんな調子で、将来、父親の収入を超えることができるのか?」ということ。20~30代男性会社員200人の本音をアンケート調査してみた(協力/アイ・リサーチ)。

〈将来、父親の収入を超えられると思いますか?〉
・はい(※)…37.5%
・いいえ…62.5%

※「既に超えている」人も含む

なんと、ほぼ3人に2人が「この先も父親の収入を超えるのはムリ!」と悲観的な予測をしていることが判明。子供の頃は、「親父の年になれば、同じくらいの稼ぎがあるもの」と思っていたけど、現実は世知辛い。「父の日」を前に、改めて親父の偉大さを実感するサラリーマンも多いだろう。では、収入も含めて、この先も「父親を超えられなそう」と思う点は何だろう?

〈この先も父親を超えられないだろうと思う点TOP10〉
(上位3位まで選択。1位3pt、2位2pt、3位1ptとして集計)
1位 収入 337pt
2位 社会的地位 173pt
3位 人脈(大物などとの繋がり) 99pt
4位 我慢強さ 91pt
5位 夫婦仲 77pt
6位 家族、子供への愛情深さ 64pt
6位 行動力 64pt
8位 人望(周囲に慕われる力) 60pt
9位 運動神経 48pt
10位 学力 44pt

圧倒的な大差で1位となったのは、やはり「収入」。以下、「社会的地位」「人脈」など、収入に影響しそうな項目が上位に並ぶ。それぞれに寄せられたコメントは以下の通りだ。

●1位 収入 337pt
「体力と気力で勝てない。右肩上がりの時代ではない」(33歳)
「バブルを経験している父を超えることはないと思うから」(33歳)
「景気が良くなるとおもえないから」(39歳)
「給料がそんなにあがらないから」(33歳)
「明らかに世の中の待遇が変わった」(28歳)
「父は大企業、自分は中小企業なので」(39歳)
「大企業と中小企業の差。父は大企業に団塊ジュニアで入ったが、私は中小なので」(22歳)

●2位 社会的地位 173pt
「周囲から慕われているから」(28歳)
「それほど大きくはないが、グループ企業の社長までやったため」(39歳)
「父は取締役だから」(31歳)
「自分は無理」(36歳)
「私が専務にまで昇進できると思えないので」(33歳)

●3位 人脈(大物などとの繋がり) 99pt
「仕事では内勤で人脈を広げづらいし、プライベートでも社交的ではないから」(35歳)
「地域に密着した生活を通して信頼を得ているから」(39歳)
「自分自身は人間嫌いなので」(37歳)
「父は誰とでも親しくなれるが自分は人見知りであるため」(26歳)

●4位 我慢強さ 91pt
「愚痴を言わない」(37歳)
「コツコツと努力する姿は超えられない」(36歳)
「退屈そうな仕事をずっとし続けていたから」(39歳)
「怒りを露わにしたところをほとんど見たことがないから」(30歳)
「戦後の日本で苦労したから。 会社組織の中で長く苦労してきたところ」(39歳)
「自分に足りないのがそれだと思うので」(34歳)
「自分や母親がマイペースでも文句ひとつ言わず過ごしているから」(32歳)

●5位 夫婦仲 77pt
「いつも一緒で仲がいいから」(30歳)
「結婚するかどうかわからないのでそれ以前の問題」(39歳)
「結婚する気がないから」(28歳)

以下、6位「家族、子供への愛情深さ」→「いい父親だと思うので」(35歳)、10位「学力」→「単純な学歴もさることながら、知識という面でも幅広く持っている父親に比べ、この先自分の知識は現在の父親を超えるのは難しいと思う」(28歳)など、父親への尊敬がうかがえるコメントが目立つ。

「収入」などは景気に左右されてしまう面もあるが、「我慢強さ」「夫婦仲」「行動力」などは、意識しだいで向上させることができるはず。父親を“身近なお手本”として頑張れば、いつの日か自分も「尊敬される父親」になれる!…かも?

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