『手強い相手の懐に入る技術』の著者が伝授!

目上の人の「懐に入る」鉄則4カ条

2015.07.14 TUE


取引先の格上相手や上司の懐に、いともたやすくスルっと入る人は時々いる…。嫉妬する前に、4つの鉄則を試してみては?
初対面や目上の人が相手でも、するっと距離を縮めてしまう――世の中には、いわゆる“懐に入る”のがうまい人がいる。彼らは上司に可愛がられ、取引先とも打ち解けた雰囲気をつくれるためビジネスも円滑に進めていることが多い。

しかし、そうした処世術が苦手な人には、真似しようと思ってもなかなか真似できないもの。内気な人やコミュニケーションが苦手な人でも実践できそうな方法や心構えはないものだろうか?

そこで、『手強い相手の懐に入る技術』(フォレスト2545新書)の著者であり、自身も名だたる大企業の社長たちと交流を持つ、TOP CONNECT代表取締役・ヒューマンコーディネーターの内田雅章さんに、自分より目上の相手の「懐に入る」ための鉄則4カ条を教えてもらった。

■鉄則1)何につけてもスピードを意識せよ!
「お願いごとをされたとき、メールの返事をするとき、どんな場面でもスピード感を意識して対応することが必要です。もちろん、よほどの急用じゃないかぎり、ほとんどの人は急かすようなことは言いません。しかし、人間というのは潜在的に早さについての感度がものすごく高い。『急がなくていいよ』と口では言っていても、素早く対応してくれる人を信頼し、好きになるものなのです」(内田さん、以下同)

■鉄則2)社交辞令は必ず「実現」させよ!
「会話のなかでよく頻発する“社交辞令”ですが、これを嫌う人は意外と多いもの。たとえば、『今度○○行きましょうよ』と提案してOKをもらったところで、実現させる人は少ないですよね。それでは信用を勝ち取れません。上司や取引先の偉い方など“格上の人”の懐に入りたければ、言ったことは確実に実行するべきですね」

■鉄則3)相手に得をさせる存在になれ!
「相手に得をさせるといっても色々な方法がありますが、簡単なのは“物知り”になること。つまり、相手に有益な情報を与える存在になることです。そのためには、日々あらゆることにアンテナを張ってインプットすることが欠かせません。相手から『今こんなことに興味があるんだよね』という問いかけがあったらチャンスです。“その場ですぐ”でなくても構いませんので、後日そのことについて調べてメールを送るなど、自分ができる範囲で相手の得になることをしてあげるといいでしょう」

■鉄則4)信頼を得るには、利用されてなんぼ!
「よく『自分は相手に利用されている』という人がいますが、相手が格上の場合、利用されてなんぼです。どんな雑用でも最善を尽くしている姿を見せることで、相手との距離が縮まり心を許してもらえる、つまり利用されることこそ信頼を得る第一歩なのです。そのため、頼まれごとをされたときは、よほどのことがないかぎり『できません』は禁句です。なぜなら相手は『この人ならできそう』と思って頼んでいるから。それをむげに断ってしまっては関係が深まるわけがありません」

以上は内田さん自身も日々心掛けている鉄則なのだとか。

ちなみに、「懐に入れているか否か」の見極めについては、「携帯に電話をかけて、すぐに出てもらえる」「1対1でご飯や遊びに誘って、すぐに会ってもらえる」ことを基準にしているという。

「人の懐に入ることで人脈が広がるだけでなく、自己成長にもつながる」と内田さん。これらを胸に留め、相手の心にすっと近づくスキルを身につけていきたいものだ。
(末吉陽子/やじろべえ)

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