「自分は向いている」若手営業職は6割

営業向き会社員の特徴1位行動力

2015.11.19 THU

世論調査


7位に入った「饒舌に話ができる」には、「話術でうまく相手を自分に有利な方へ誘導して交渉していけるトーク力の人はやはり営業成績もいい傾向にある」(37歳)というコメントも寄せられた 画像提供/Graphs / PIXTA(ピクスタ)
全国に860万人いるといわれる「営業」に従事するビジネスマン(総務省「労働力調査」販売従事者数より)。会社の商品をセールスし、売り上げを作る重要な職種のため、仕事のやり方に悩む人は多く、巷には営業のノウハウに関する本があふれている。営業マンの多くが一度は「営業に向いているのだろうか?」と自らに問いかけたことがあるはず。では実際、どれくらいの人が自分は営業職に向いていると思っているのだろうか? またどんな人が営業職に向いていると思うのか? 20~30代の営業職に就く男性会社員100人に調査した(協力/アイリサーチ)。

〈営業は自分に合っていると思う?〉
はい 64%
いいえ 36%

営業が合っているという人が6割を超え、一般的な印象よりは、営業職を肯定的に捉えている人が多い模様。それでは、本当に営業に向いている人とはどんな素養を持っている人たちなのか? 現役営業マンの分析は以下の通り。

〈営業職に向いていると思う素養TOP10〉
(全21の選択肢から上位3位まで選択。1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptで集計)

1位 行動力がある 93pt
2位 人の話を聞くのが好き 59pt
3位 素直(知ったかぶりしない) 54pt
3位 マイペース 54pt
5位 個人プレーが好き 49pt
6位 笑顔が苦ではない 36pt
7位 饒舌に話ができる 28pt
8位 人を立てるのが上手い 27pt
9位 結果への責任感が強い 20pt
10位 根性がある 10pt

※番外編
11位 運がいい 16pt
12位 人徳がある 15pt

フットワークの軽さとも言い換えられる「行動力」が他を引き離し1位に。外回り営業に象徴されるように、多数の取引先を訪問して足で稼ぐ営業も多くあり、順当な結果といえそう。一方、セールストークのうまさが重視されるかと思いきや、饒舌さは7位にとどまり、2位に入ったのは「人の話を聞くのが好き」。なぜこれらの項目が選ばれたのか。コメントを見てみよう。

【1位 行動力がある 93pt】
「なんだかんだでバイタリティがあり反応が早い人でないとやっていけないと思う」(35歳)
「とりあえず結果を恐れずなんでもやってみることが大事だと思う」(37歳)
「売れない営業は席にいる時間が長い」(39歳)
「アクションをしないと何も始まらないから」(27歳)
「動いた分だけ、結果につながるから」(36歳)
「周りを見ても行動力ある人が結果を出している」(29歳)

【2位 人の話を聞くのが好き 59pt】
「人と真摯に話を聞き、接すれば、必ず良い方向に進むと思っているからです」(36歳)
「顧客の隠れたニーズを引き出すのが重要なので、こちらが話すよりも話してもらうことが大事」(32歳)
「色々な話を聞くと勉強にもなるし、人と人をつなげられるから」(39歳)
「売り込みトークより相手の話を聞き出し、楽しい気分にさせるのが良い」(38歳)

【3位 素直(知ったかぶりしない) 54pt】
「ウソがばれると信頼なくすから」(30歳)
「可愛がられる人間」(33歳)
「先入観はないほうがいい」(38歳)
「あいまいに答えるとトラブルになる」(37歳)
「間違ったことを言うと後で大変」(34歳)

【4位 マイペース 54pt】
「周りのペースにみだされないため」(25歳)
「マイぺースを保たないと長く勤められない」(37歳)
「焦らないで継続できるから」(36歳)
「楽観的が一番」(39歳)

【5位 個人プレーが好き 49pt】
「なんだかんだで最終的に決定するのは自分自身であるのが営業であり、自分自身、自分の考えで物事をすべて決めたいと考えているから」(37歳)
「仕事さえしていれば文句を言われない」(31歳)
「自分中心がいい」(33歳)

会社員の仕事には、チームプレーが多いが、営業の素養という観点では、「個人行動ができる」「マイペース」という言葉が重視されるケースも多いのが印象的だった。自分一人で適切な行動がとれて、顧客のニーズに素早くレスポンスできる営業マンなら、営業成績にも目を見張るものがありそう。悩める営業マンの皆さん、参考になりましたか…?

(田中 薫)

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