音楽、マッサージチェア…企業向けストレス対策も続々

若手社員の○%、高ストレス状態!?

2015.12.15 TUE


USENの音楽サービスは、実証実験も行われている。副交感神経が優位になり、ストレス減少だけでなく、免疫力の向上もみられたのだとか 写真提供:わたなべ りょう / PIXTA(ピクスタ)
すし詰めの通勤電車に揺られて会社に向かい、行ったら行ったで上司の叱責、同僚との競争、取引先からの理不尽な要求、そして先の見えない残業地獄…。

ストレスと付き合うのも仕事のうち――とはいえ、度を超したストレスでは体に不調を来してしまう。そんな状況を見かねてか、労働安全衛生法が改正されて、12月1日から従業員50名以上の事業所に対して“ストレスチェック”が義務付けられた。簡単にいえば、“病む前にストレス度の高い社員を見つけてフォローしましょうね”ということだ。

では、若手会社員はどれくらいストレスを抱えているのだろうか。厚生労働省が公開している「5分でできる職場のストレスチェック」の簡易版を参考に、25~34歳の男性会社員222人にアンケート調査(協力:ファスト・アスク)を行ったところ、驚くべきデータが…。なんと222人中59人。つまり、4人に1人が“高ストレス反応者”の疑いが!

もちろん高ストレス反応者が即病んでしまう!というわけではないが、対策が必要なのは間違いない。もちろん、プライベートでストレス解消できればベストだが、そもそも仕事ばかりで時間がないし、体の疲れを癒やすだけで精一杯の人も多いのが実情だろう。そんなことも鑑みてか、最近、職場でのストレス対策をサポートするサービスも増えてきている。なかにはちょっと変わったものもあるようで…今回はその事例をいくつか紹介しよう。

■音楽でリフレッシュ「Sound Design for OFFICE」
「USEN」が展開しているサービスで、「音で空間を最適にデザインする」をコンセプトに、音楽を流すことでオフィスをストレスレスな環境にしようというもの。「集中力向上」「リラックス」「リフレッシュ」「気づき」という4種類のBGMで、より仕事が捗るように、そしてストレスが少しでも和らぐようにしてくれるとか。
http://sound-design.usen.com/

■オフィスで涙活「イケメソ宅泣便」
イケメンをオフィスに派遣し、一緒に泣ける動画などを見て、涙を流してすっきりしよう! という出張“涙活”サービス。「イケメン派遣って女子向きでは?」と思うかもしれないけれど、涙に男も女も関係ナシ。“泣き顔”という職場では見せたくない姿を披露することで、人間関係の垣根もなくなり、ストレス要因がひとつ消えるかもしれない。
http://ikemeso-office.com/

■驚異のマッサージチェア「メディカルチェア イナダインスパイア」
超最先端のマッサージチェアをオフィスに貸し出してくれるサービス。1回10分でストレッチ・マッサージ・コリほぐし・疲労回復までしてくれる優れもので、ストレス状況を測定してその結果にあわせて副交感神経に働きかけるマッサージまで。これがあれば、深夜までの残業でもストレス知らず!?
http://www.inspir.jp/

■優しい手が心をほぐす「オフィス de リラックス」
マシンじゃなくて人の手でマッサージしてもらいたい! というなら、こちらのサービス。オフィスにマッサージ師がやってきて、仕事の合間や休憩時間に施術してくれるのだ。職場の片隅で肩こりや眼精疲労に効くマッサージを受ければ、あとは仕事にも邁進できるはず。
http://www.e-yasu.jp/

■熱帯魚に癒やされる「水槽レンタルサービス」
水草の間を優雅に漂う熱帯魚…。眺めているだけで心が癒やされる、そんな“熱帯魚の水槽”をレンタルしてくれるのがこれだ。クリニックの待合室などへの設置が多いというが、オフィス内への設置も可能。休憩時間に熱帯魚たちを愛でてリフレッシュ! メンテナンスなどすべておまかせなのも安心できるポイントだ。
http://www.aqua-mukasa.com/

ストレスチェックが義務付けられると、否応なしに自分のストレス状況を直視する機会も出てくることだろう。ならば、職場でストレス解消できるサービスの利用を提案してみては? 「これだけやったんだからもっと働け!」と言われるかもしれないけれど…。
(鼠入昌史/Office Ti+)

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