ベテラン男性会社員200人「今思うと恥ずかしい…」

新人時代の浅はかな考えTOP10

2016.01.23 SAT

世論調査


番外には「コミュニケーションを取りたくない」「チャレンジしたくない」といった考えも。最近の若者特有の考え方かと思いきや、どんな悩みも先人たちの通った道というわけですね 画像提供/wavebreakmedia / PIXTA(ピクスタ)
社会人になって10年近く経ち、仕事面でもなんとか一人前と言えるようになってくるころ。新人時代の自分を振り返ってみると、「今思うと、なんて甘い考え方をしていたんだろう」と気恥ずかしい気持ちになる人も多いのでは?

ベテランである40~60代になったら、その思いはさらに強まりそうだ。そこで今回は、そんな「若いころ特有の浅はかな考え」について大調査。40~60代の先輩会社員男性200人に、新人時代(社会人1~3年目)に勘違いしていたことについてアンケートを行った。

〈今思うと恥ずかしい、新人時代の考えTOP10〉
(全20項目から選択、複数回答)
1位 偉くなると仕事が楽になる 35.0%
2位 仕事がイヤになったらいつでもやめられる 31.0%
3位 給与は年次が上がれば上がるはず 29.0%
4位 自分を曲げてまで、客や上司に気に入られたくはない 25.5%
5位 役職が低い先輩は能力が足りない 24.0%
6位 同期に比べて自分は仕事ができる 23.0%
7位 地味で苦しい仕事はくだらない 22.5%
8位 仕事は楽しくなくて当然 19.5%
8位 望み通りの転職をするのは簡単 19.5%
10位 会社の方針は時代遅れ 17.0%

※番外
11位 質問をすると「使えない奴」と思われそう 16.5%
12位 仕事以外で、職場の人とコミュニケーションを取る必要はない 16.0%
13位 客先で頭を下げる上司はカッコ悪い 15.0%
14位 上司が自分を叱るのは、自分のことが気に入らないから 13.5%
14位 失敗して上司や先輩に迷惑をかけるくらいなら、大きなチャレンジはしたくない 13.5%

1位は「偉い人は楽をしている」という考え。「給料は上がるはず」が3位になっていることからも、新人時代には上司や先輩の姿は余裕があるように見えるものらしい。また、先輩や同期を見下したり、仕事を甘く見ているとも捉えられかねない傲慢な勘違いも多くランクインした。では、このような勘違いを「恥ずかしい」と思えたのはなぜなのか? 考えを改めた理由についても聞いてみた。

【1位 偉くなると仕事が楽になる】

「楽になるどころか若いころと一緒なくらい忙しい」(46歳)
「管理職や経営者の考え方や苦労が理解できた」(49歳)
「偉くなるほど責任が重くなり、精神的にきつくなった」(51歳)
「偉くなっても、仕事はきつい」(52歳)
「給料と責任の割りが合わない」(48歳)

【2位 仕事がイヤになったらいつでもやめられる】
「若いうちはそれでも問題なかったが、自分にしか出来ないことが増えるとそうは言えない」(47歳)
「今の仕事もしっかり出来ないものは、どこに転職しようが仕事が身につかない」(64歳)
「責任が重くなると簡単にはいかない」(52歳)
「家庭を持って(やめられないと気付いた)」(53歳)
「責任感がなかった」(45歳)

【3位 給与は年次が上がれば上がるはず】
「年功序列もなくなり、右肩上がりの業績も期待できない時代になった」(56歳)
「(年次が上がっても)苦労ばかり増えて、見合った昇給が無いから」(54歳)
「年功序列主義から能力主義へ(変わったから)」(63歳)
「世間の景気で左右される」(49歳)

【4位 自分を曲げてまで、客や上司に気に入られたくはない】
「仕事をしていく上では、自分を曲げなければならない時もある」(43歳)
「変に逆らってもいいことは何もない。人間関係はある程度大事。事務的にこなせばいいのさ!」(50歳)
「大人げない」(57歳)
「相手の立場の理解ができていなかった」(65歳)

【5位 役職が低い先輩は能力が足りない】
「(能力以外にも)様々なめぐりあわせで役職が決まることもあるから」(54歳)
「役職と能力は比例しないから」(49歳)
「役職を求めない人もいる」(43歳)
「現実は違うことが多い」(45歳)

以降、【6位 同期に比べて自分は仕事ができる】「自分の能力を過大評価しすぎて、努力を怠っていた」(44歳)、【7位 地味で苦しい仕事はくだらない】「地味で苦しい仕事をやりこなすことができる人間は、どんな仕事でもできる」(57歳)、【8位 仕事は楽しくなくて当然】「楽しくなければ良い仕事はできない」(56歳)、【8位 望み通りの転職をするのは簡単】「世の中はそんなに甘くない。好きなことと向いていることは別だ」(53歳)、【10位 会社の方針は時代遅れ】「当時は全体を俯瞰できなかった」(49歳)など。

思わず襟を正してしまいそうな、先輩たちの経験に裏付けられた含蓄あるコメントの数々。ランクインしたような考え方をまだしている…という人は、後々痛い目を見る前に考えを改めたほうがよさそうですよ!
(有栖川匠)

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト