若手会社員200人が上司を100点満点で評価

20代が判定!上司の部下育成力51点

2016.02.17 WED

世論調査


あなたは自分の上司に何点をつける? 写真:yo- / PIXTA(ピクスタ)
年度末が近づき、そろそろ査定が気になる時期。年度納めの時期に上司との面談がある人もいるはずだ。一方で最近少しずつ増えているのが“部下による上司の評価”。まだ大多数の企業に導入されているとは言いがたいが、もしあったらどのように評価するだろうか? そこで、20代の男性会社員200人に「上司の評価」についてアンケート調査をした(協力:アイリサーチ)。

若手会社員に聞いたのは上司の能力として欠かせない3要素について。評価は100点満点で、基準は「0点…上司失格。職を追われるべきレベル」「25点…改善すべき部分が多い」「50点…上司としては平均レベル」「75点…尊敬できる部分も多い」「100点…最高の上司。ずっと自分の上司でいてほしい」とした。はたして、その評価は…?

〈2015年度の上司の評価〉
・リーダーシップ 60.2点
・部下の育成 51.5点
・職場の雰囲気づくり 55.2点

全項目、なんとか“平均レベル(50点)”超えを達成! 居酒屋で上司の愚痴などで盛り上がっているビジネスマンを見る機会は多いが、全体で見た時の評価はまずまずといえるだろう。ただ、「尊敬できる部分も多い」(75点)にいずれも遠く及ばないのはちょっと悲しいところ。

では、なぜこのような点数となったのか? 上司世代にも参考になるはずの若手たちの意見を聞いた。

■「リーダーシップ」に関する意見
【低評価のコメント】
「考え方が幼稚で、フォローするわけでなく、自分が前に出ようとするから」(25歳/0点)
「部下を管理できていない。仕事の割り振りができない。何をすべきか分かっていない」(29歳/10点)
「リーダーシップ発揮してるなぁと思う場面はなかった」(23歳/25点)
「無理やり引っ張っていこうとしている感じがして不自然だから」(28歳/40点)

【高評価のコメント】
「部署全体の方向性を決め、それに向かって導けているから」(27歳/75点)
「リーダーが、一番実力があり言っていることも一貫性がある」(26歳/80点)
「方向性を決め色々とサポートしてくれるから」(25歳/90点)
「いろいろとハードルは高いが部下を育てて部内全体の底上げを図ろうとしているのが伝わってくる」(27歳/100点)

■「部下の育成」に関する意見
【低評価のコメント】
「むしろ部下に育成されている」(29歳/0点)
「放置しかしないから」(28歳/10点)
「わからないことを聞いても、うやむやにされる」(25歳/25点)
「自分の上司に目がいっており、部下を育成するところまで考えてないように見受けられる」(26歳/30点)

【高評価のコメント】
「指示に合わせて、必要なアドバイスを与えている」(28歳/60点)
「一人一人の個性を伸ばして部内全体のレベルを上げているから」(27歳/75点)
「教え方がしっかりしていて、部下の話もきっちりと聞いてくれるので、自然と育つ」(29歳/90点)
「育成に繋がりそうなものは何でも教えたり、共有してくれるため」(28歳/100点)

■職場の雰囲気づくり
【低評価のコメント】
「キレる、怒鳴る、叫ぶから」(27歳/0点)
「その日の気分で態度が変わるから」(28歳/20点)
「常に不機嫌だから暗い雰囲気になる」(28歳/30点)
「あまり雰囲気には馴染めていない様子」(21歳/40点)

【高評価のコメント】
「少し厳しいが、纏まりのある雰囲気を作っている」(23歳/60点)
「飲み会などを開くが、強制などはせず、個人を尊重する雰囲気がある」(29歳/75点)
「ギクシャクした感じを受け流すかのように面白おかしく和ませてくれる」(26歳/85点)
「過去に雰囲気が辛い暗いと思ったこともなく、常に明るいから」(25歳/100点)

総じて低評価に陥っているのは、部下に対して無関心だったり、配慮に欠けたりしている上司。逆に丁寧な対応をしている上司は高評価だ。当たり前のことだが、毎日徹底して部下のケアを行っている上司の下で働けるとなれば、幸せなことこの上ないだろう。

20代のビジネスマン限定で行った今回の調査。回答者に部下を持った経験がある人は少ないはず。あと数年して、上司の苦労が身に染みてわかる年次になると、評価がまた変わってくるのかもしれない。
(千川 武)

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