名物に舌鼓、観光、空き時間に楽しみもあるけど…

経験者3割弱「出張行きたくない」

2016.03.02 WED


札幌の歓楽街・すすきのの夜。「これが出張の醍醐味! 」という人もいた反面、「地方の歓楽街は接待で行き過ぎて、プライベートでは見たくもない」との声も… 写真:まるめだか / PIXTA(ピクスタ)
仕事柄、遠出の多い筆者は出張が大好きだ。仕事のついでに観光したり旨いものを食べたり、さらにたまにはちょっとエッチなところにも…と、ワクワクすることだらけ。きっと多くのビジネスマンも同じ気持ちのはずだ。果たしてみんなは出張先でどんなことを楽しみにしているのか。それを探るべく、1都3県に住む20~30代の男性ビジネスマン200人を対象に、“出張”に関するアンケートを敢行した(協力/アイリサーチ)。

まずは基本的なところから、結果を紹介しよう。出張経験者の割合は、日帰り・宿泊含めて57.5%。さらに経験者に「出張の種類」を複数回答で聞くと、「日帰り出張」(91.3%)、「泊まり出張(国内)」(88.7%)、「泊まり出張(海外)」(30.4%)となり、頻度と掛け合わせた最も多いケースは、「泊まり出張(国内)」×「年1回未満」の26.1%だった。頻繁に出張に行く人はかなり限られているようだ。

では、実際に出張先で何を最も楽しみにしているのか。その回答のトップ5は以下のとおりだ。

〈出張先での楽しみTOP5〉
1位 出張先の土地の名物を食べること 51.5%
2位 名物スポット・観光スポットに行くこと 14.0%
3位 ホテルに宿泊すること 7.0%
4位 歓楽街や風俗に行くこと 6.5%
5位 名物のおみやげを買うこと 4.5%

半数以上の人が、その土地ならではの名物を飲み食いすることを楽しみにしているようだ。「出張先の職場の人に教えてもらう」(31歳)、「酒屋に飛び込んでおいしい酒を飲ませてくれる店を聞く」(25歳)のように、店探しでひと工夫している人もいた。また「出張先では自由な時間が多い。だからこっそり観光もしています」(34歳)なんて、まさに出張の楽しみの王道だ。

ところが、出張アンケートの結果を読み進めていくと、衝撃の結果が目に入った。なんと、出張経験者のおおよそ4人に1人、27.2%もの人が「あまり楽しみではなく、可能な限り行きたくない」と答えたのだ。一体なぜ!? その理由を聞いてみると…、

「上司のお供ならいいけれど、一人で行く場合はミスをできないプレッシャーがきつい」(32歳)
「日常の業務が溜まるし、出張先は慣れない場所なので疲れる」(25歳)

なるほど。そもそも出張は観光ではなくお仕事なのだ。他には…、

「おうちのお布団じゃないと眠れない。一睡もせずに仕事に向かうこともしばしば」(35歳)
「ホテルの部屋に戻っても自宅ではないのでリラックスできない。24時間仕事をしている気分になる」(29歳)

子供か! とツッコミたくなるけれど、言われてみればホテルのベッドはいまいち疲れが取れにくいような気も。そしてさらに…、

「昼食に夕食、さらに土産代もかかって結局出張手当の範囲内で収まらないから」(29歳)
「土産代がばかにならない。『○○を買ってきて』と指定する人もいるけど、一度も金を払ってくれないし」(27歳)

といった人も。確かに出張先では自宅にいる時以上にお金がかかりがち。そのための出張手当ではあるのだが、その範囲内に収まらずに憤慨している人もいるのだ。

いかがだろうか。思った以上に納得できた“出張に行きたくない理由”。観光気分で浮かれていた自分が恥ずかしい…。とはいえ、大多数が出張を楽しみにしているというのも事実。あなたはどちらだろうか。楽しみならばちょっと自制してまじめにお仕事、行きたくないならポジティブ思考で楽しみを探す、そんな出張ライフはいかが?
(鼠入昌史/Office Ti+)

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