月平均12.2枚交換も…「名刺は整理しない」派約3割

20~30代会社員の3人に1人は「名刺交換経験なし」

2016.05.11 WED

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職種別にみると「営業・マーケティング」職の約7割は何らかの方法で名刺整理をしている一方、「事務・管理」で整理をしている人は約半数にとどまった。 写真:HIME&HINA / PIXTA(ピクスタ)
サラリーマンの「顔」ともいえる名刺。新人のころは社会人の“証明書”のような気がして、やたらと周りと交換していた記憶がある。しかし最近、名刺を交換する機会が減ってきた気が…。そこで20~30代の男性会社員200人に、1カ月に使う名刺の枚数を尋ねてみた。(R25調べ・協力/アイリサーチ)

■1カ月に使う名刺の平均枚数
【平均】12.2枚
1~5枚 41.0%(82人)
6~10枚 10.0%(20人)
11~20枚 7.0%(14人)
21~50枚 9.0%(18人)
51枚以上 1.5%(3人)

※名刺をもらったことがない/名刺を交換したことがない 31.5%(63人)

平均枚数は12.2枚で、使用頻度でいえば3日に1枚程度と意外と少なめ。しかし、それ以上に驚くべきことは、20~30代男性の3人に1人が全く名刺を使っていないという結果だ。頭を下げながら名刺を差し出し、自己紹介をするあの社会人の挨拶はもはや古いのだろうか…? ちなみに、「名刺をもらったことがない」を除く157人に、もらった名刺の整理方法も聞いてみた。

■もらった名刺の整理方法TOP5
1位 名刺ファイルに名前順に整理して保管 58.0%
2位 整理しないでそのまま保管する 28.7%
3位 スマホアプリで読み込んで管理 5.1%
3位 会社で一括管理している 5.1%
5位 名刺専用スキャンなど、専用ソフトや機器を購入して管理 1.3%

※その他 1.9%

アナログの定番「名刺ファイル」を使って整理すると答えた人が半数を超えた一方、スマートフォンアプリなど、デジタルデバイスを利用しているとした人は1割にも満たなかった。さらに全体の3割近くのビジネスマンが「整理しないでそのまま保管する」と回答。それぞれの方法で整理している理由も教えてもらった。

【1位 名刺ファイルに名前順に整理】
「基本的な個人情報などは、電子デバイスだと情報流出が心配であるため」(26歳/その他)
「(ファイルでの整理は)誠実でやり手なイメージがある」(27歳/技術職)
「デジタルデバイスのほうが簡単だと思うが、情報の紛失や流出が怖い。以前にPCやスマホが壊れた時にデータが消えてしまったことがある」(30歳/営業・マーケティング)
「そのまま保管するのが一番わかりやすいから」(36歳/営業・マーケティング)
「一言メモをのこして整理すると後から必要になった時に見やすいため」(39歳/営業・マーケティング)

【2位 整理しないでそのまま保管する】
「名刺用にファイルを買うのが億劫だから。名刺はもう古い」(28歳/その他)
「面倒だからほっておく」(29歳/事務・管理)
「名刺をもらって活用する機会がまずないから」(35歳/事務・管理)
「必要事項(連絡先、役職)がわかっていれば名刺自体の重要性はあまりないため」(37歳/営業・マーケティング)

【3位 スマホアプリで読み込んで管理】
「探すのが楽だから」(31歳/営業・マーケティング)
「かさばらないから」(32歳/技術職)
「貰った名刺がかさばらなく、携帯に便利である」(36歳/その他)

【3位 会社で一括管理している】
「決まっているから」(27歳/技術職)
「社内で共有し、相手の社名や特徴をストックしておくため」(32歳/営業・マーケティング)

【5位 名刺専用スキャンなど、専用ソフトや機器を購入して管理】
「楽で管理しやすいから」(30歳/事務・管理)
「以前から利用していて使い勝手が良いから」(34歳/技術職)

かさばる名刺を一瞬でデータ化できるデジタルデバイスも「情報流出が心配」と避けている人が多いもよう。2位の「整理しない」理由は「面倒くさい」が多数を占めたが、中には「名刺自体の重要性はあまりない」「名刺はもう古い」という意見も。確かに、SNSなどで名前や社名、本人の顔写真まで確認できてしまう昨今。SNSに比べて名刺で受け取ることができる情報は少ないかもしれない。それでもビジネス上で、名刺交換以外の挨拶を想像できないのは私だけだろうか…?

(藤 あまね)

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