努力にまつわる言葉がトップを独占!

いまいち共感できない「仕事・人生の名言」TOP10

2016.06.03 FRI

データで読み解く ぶっちゃけ世論調査 > 世論調査


先輩や上司もいろいろな「現実」や「理不尽」を乗り越えて、その言葉でアドバイスしてくれている。いつか共感できるようになる…はず?
過去の偉人たちが世に残した「名言」。ビジネスの場で聞くことも多い。しかし実際、上司や先輩に「名言」を言われて激励されても、イマイチ腑に落ちない…ということもあるはず。そこで、20代の男性社会人200人に、「仕事や人生の名言」のなかで、実際に仕事をしている身としては、いまひとつ共感できない、と思う言葉についてアンケート調査を行った。

●共感できない「仕事・人生の名言」TOP10

(21の項目から1~3位を選択。1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptに換算して計算。R25調べ・協力/アイリサーチ)

1位 努力に勝る天才無し 147pt
2位 一生懸命努力すればするほど、運は味方する 140pt
3位 果報は寝て待て 90pt
4位 明けない夜はない 76pt
5位 ドアを叩け、さすれば開かれん 70pt
6位 忙しい時ほど遊ぶ 68pt
7位 他人と同じ考え、同じ行動をしてはならない 65pt
7位 志を立てるのに遅すぎるということはない 65pt
9位 リスクを負わないのがリスク 51pt
10位 試練は越えられる人にしか与えられない 50pt
10位 怒られているうちが華 50pt

一度くらいは先輩から“ドヤ顔”で言われた経験がある言葉もありそうだ。努力の大切さやチャレンジの重要性を説く言葉が上位に並んだ印象。どんなところが共感できないのだろう。各項目についてのコメントを聞いた。

【1位 努力に勝る天才無し】
「努力しても出来そうにない物や考え方を天才は持っている」(23歳)
「あくまで結果論だと思うため」(26歳)
「成功したやつが言ってるだけで世の中努力してもへぼはへぼ」(27歳)
「結局は能力のあるやつが勝っているから」(26歳)
「努力しても認められないこと多々ある」(29歳)
「努力しても超えられないものごとがあるから」(29歳)

【2位 一生懸命努力すればするほど、運は味方する 140pt】
「運が一向に味方になった事が無い」(26歳)
「運だけで出世する人もいる」(26歳)
「理想論」(28歳)
「そんなことはないと思う」(29歳)

【3位 果報は寝て待て】
「寝て待ってもよいことはないから」(29歳)
「そうはいっても急いでしまうのが平のビジネスマンだと思うから」(29歳)
「そううまくはいかないから」(27歳)
「寝て待っていたのでは先へ進まない」(22歳)
「待っていても良いことはないと思うから」(29歳)

【4位 明けない夜はない】
「現状、この先よく好転するように思えないため」(25歳)
「人生に希望が持てないから」(27歳)
「意味がわからない」(29歳)
「どんなことにも当てはまる」(29歳)

【5位 ドアを叩け、さすれば開かれん】
「何でもかんでも試せば良いとは思えないので」(28歳)
「叩いただけでは無理かと」(24歳)
「たたいても人がいなければあけてくれない」(27歳)
「今の時代に合ってないと思う」(27歳)

【6位 忙しい時ほど遊ぶ】
「そんな余裕はない」(28歳)
「仕事で忙しいのに遊んで現実逃避に思えてしまうから」(29歳)
「忙しいと遊べないから」(29歳)
「意味不明」(28歳)

【7位 他人と同じ考え、同じ行動をしてはならない】
「してもいいと思うから」(26歳)
「まずはこれをやらなければオリジナルも生まれない」(26歳)
「同じ考え、同じ行動を取らなければ組織として足並みが揃わなくなるから」(27歳)
「できる人の真似をすることも成功への道の1つと思うから」(28歳)

【7位 志を立てるのに遅すぎるということはない】
「理想論」(25歳)
「はやいほうがよいから」(24歳)

【9位 リスクを負わないのがリスク】
「ノーリスクローリターンを選択する人が多いという現実を目の当たりにしたから」(22歳)
「意味がよくわからないから」(28歳)
「リターンの視点が抜けているから」(29歳)

【10位 試練は越えられる人にしか与えられない】
「試練だらけです」(26歳)
「乗り越えられるか否かに関係なくみんなに与えられるから」(26歳)

【10位 怒られているうちが華】
「怒るのはただのストレス発散のような気がするから」(24歳)
「自分が悪いのはわかっているが、相手にたいして不信感がわいてくるので」(25歳)
「訳もなく怒られてる時があるから」(27歳)

働きながら感じた「現実」や「理不尽」をきっかけに「この名言には共感できない…」という思いが湧いてくるようで、具体的なシチュエーションの説明はなくとも、不満が十分伝わるコメントが数多く並んだ。とはいえ「名言」として現代に語り継がれるには理由があるはず。いつかその意味がわかったときには、後輩に自信を持って伝えてみましょうかね。
(小笠原敦)

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