いったい何が使いやすいの?

プロジェクト管理ツール徹底レビュー5選

2016.06.12 SUN


プロジェクト管理ツールは、タスクや進捗の確認、外部との情報共有には欠かせない存在。しかし、それぞれのツールで、使える機能は異なります。数あるプロジェクト管理ツールの中で、使いやすいものとは? プロジェクト管理ツールに詳しい、レバレジーズ株式会社の下林孝彰さんにお話を聞きました。

最低限の機能が無料で! 「Bravio!」


プロジェクト管理ツールを使ってみたい人にとって、一番気になるのが利用料。無料で使えるものがあれば、経済的にもとても助かりますよね。しかし、無料だと機能や使い心地が悪いのではないかと心配になります。無料で使えて、機能性もバツグンの管理ツールって?

「『Bravio!』は、5人までなら無料で使えるツールです。とりあえず大人数でガントチャートを引きたいという時に便利。タスク同士の前後関係を、チャート上での“ドラッグ&ドロップ”で簡単に動かせます。ガントチャートに必要な『マイルストーン』や『担当者』、『達成率』機能がついていて、とても使いやすいですよ。ただ、項目の追加ができないので、自分好みにカスタマイズしたい人には、あまりオススメしません」(下林さん、以下同)

コミュニケーション不足を解消!「Chat Work」


プロジェクト管理ツールは、それぞれが離れた場所で使うのが一般的。コミュニケーションを取るという視点から、優れたものはあるのでしょうか?

「チャットに特化したツール、『Chat Work』がオススメです。クラウド型のコミュニケーションのため、ブラウザさえあれば、インストールは必要ありません。また、チャットしながら、タスクの作成もできます。さらに、『担当者』や『期限』をつけられ、タイムライン上で『TODO』の作成も可。自分だけのつぶやきが残せる『マイチャット機能』を使えば、備忘録のメモ代わりにもなりますよ」

PCが苦手な人でも簡単! 「Trello」


プロジェクト管理ツールは、便利といっても、操作が得意な人ばかりとは限りません。初心者に優しいツールがあればいいのですが…。

「『Trello』は開始日が設定できず、ガントチャートの作成はできませんが、ホワイトボードに付箋を貼っていく感覚で使えるのが◎。Chromeの拡張機能やAPIが豊富で、カスタマイズできるのもいいところ。リアルタイムでタスクの移動が反映されるので、朝のミーティングでもとても便利です。『かんばん方式』なので、誰でもわかりやすいと思います」

日本語サポートで安心! 「Backlog」


外国のツールだと、日本語に対応していないものが多い印象を受けます。サポートまで、日本語に対応しているツールはあるのでしょうか?

「それなら『Backlog』がいいのでは? 国産ツールのため、ヘルプを含め、すべて日本語に対応しています。チームでの図の作成や編集、共有ができる『Cacoo』と連携しているので、URLを貼るだけで、簡単にラフの管理もできますよ。かんばんがないので、アジャイル開発の管理には不向きですが、制作物の管理はしやすいはずです」

自分好みにカスタマイズ! 「Redmine」


用途に合わせて、自分好みにカスタマイズできれば、使いやすさも断然違う気がします。自由度の高いツールとはいったい?

「オープンソースのプロジェクト管理ツールで、完全無料で使える『Redmine』。サーバが必須なので、別途、保守管理のエンジニア職とサーバ代金が定期的に必要になりますが、サーバさえあれば、基本的に無料でOK。ガントチャートやバーンダウン、かんばんなど、様々な手法で管理できる優れもの。自分の欲しい機能をプラグインとして追加できるので、まさに“かゆい所に手が届く”ツールです」

このように、ひと口にプロジェクト管理ツールと言っても、それぞれの特徴があり、多種多様。業務内容やどのポイントを重視するかというのも、また人それぞれです。自分たちに合ったプロジェクト管理ツールを使って、サクサク仕事をこなす。きっと社内での信頼も、グッとあがりますよ。
(明日陽樹/考務店)


記事提供/『ワーク・アイディ』

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