目を掛けたくなるのはどんな人材?

業績以外でも上司は評価! 若手社員に必要な資質1位

2016.08.09 TUE

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「付き合いの良さ」は10位に沈んだ。上司にとって「飲みニケーション」はそれほど大事ではなくなっている?
写真提供/izolabo / PIXTA(ピクスタ)
会社員なら誰もが気になる「上司からの評価」。仕事を頑張るのはもちろんだが、実際の評価には「業績」だけでなく、別の要素も影響しているだろう。役職に就く上司たちは、若手社員のどんな資質を評価ポイントに挙げているのか。そこで30~50代の課長職の男性200人に、「仕事の業績」以外で、評価する点について調査してみた。

■業績以外に若手社員を評価するポイントTOP10

(11の選択肢から1~2位を選択してもらい、1位=2pt、2位=1ptとして集計。R25調べ・協力/アイリサーチ)

1位 気配りのうまさ 120pt
2位 明るさ・元気さ 112pt
3位 礼儀正しさ 111pt
4位 遅刻しないなど時間の正確さ 65pt
5位 後輩からの人望 41pt
6位 叱られてもめげない芯の強さ 40pt
7位 (仕事以外の)人脈の広さ 32pt
7位 可愛げのある性格(人懐っこさなど) 32pt
9位 体力的なタフネスさ 25pt
10位 付き合いの良さ 9pt

トップ3はあまりポイント差がなく、「気配りのうまさ」「明るさ・元気さ」「礼儀正しさ」という3項目が並んだ。4位の「時間の正確さ」、5位「後輩からの人望」などは仕事に直結する項目といえそうだが、上位3つは「会社員である前に社会人として必要な資質」という声が聞こえてきそうな内容だ。上司たちはどんな視点で、部下たちの評価をしているのだろうか。具体的な声を聞いた。

【1位 気配りのうまさ】
「気配りがうまいということは、人が今何を欲しているかを見つける能力に長けているから」(38歳)
「若い時に気配りをして、苦労したほうが良い」(49歳)
「サービス業において気配りは、最も重要なスキル」(57歳)
「気配りができれば、仕事もテキパキできそう」(58歳)

【2位 明るさ・元気さ】
「まだキャリアの少ない若手は元気や明るさがあった方が人に好かれると思います」(44歳)
「明るければその場も和やかになり何事も進みやすくなるから」(44歳)
「元気・明るさが一番! 仕事はやっていればできるようになる」(57歳)
「やる気が大事なので、そのためには明るさ・元気さが必要」(58歳)

【3位 礼儀正しさ】
「基本中の基本だと思うから」(42歳)
「人間関係の基本ができることが大事だと思います」(48歳)
「挨拶もろくにできない社員が多い」(51歳)
「基本的なことだと思うし伸びる人材だと思う」(55歳)

【4位 遅刻しないなど時間の正確さ】
「時間にルーズは何をしてもいい加減だから」(40歳)
「社会人として当たり前のことだから」(49歳)
「まずは時間を守るのが基本」(50歳)
「自分の心がけているところ」(56歳)

【5位 後輩からの人望】
「人望があるということは全て評価された上でのこと」(40歳)
「人に強いことが力だと思う」(44歳)
「好かれるやつは伸びる」(49歳)
「なければ仕事ができない」(55歳)

【6位 叱られてもめげない芯の強さ】
「叱られてからが勝負よ」(48歳)
「失敗を糧に成長できる人間が強いと思う」(49歳)
「若手に限らず一番大事なこと」(56歳)
「一々細かい事で悩んでいる奴は、駄目だ!」(59歳)

【7位 (仕事以外の)人脈の広さ】
「色んな場面で大事だから」(48歳)
「仕事に直結するため」(50歳)
「仕事を広げるのに大事だから」(52歳)
「人間社会に必要な原動力であると感じるから」(43歳)

【7位 可愛げのある性格(人懐っこさなど)】
「生意気な後輩に教えることはないと思うから」(34歳)
「可愛げが無いと教え甲斐が無い」(37歳)
「コミュニケーションの基本だと思うから」(44歳)

【9位 体力的なタフネスさ】
「若者にしかない特権。中年にはない」(41歳)
「体が強くなければ、心も強くなれない」(57歳)

【10位 付き合いの良さ】
「やはり、相手あっての社会。付き合いが良いことは適応力を示す」(35歳)

すべてが完璧な若手社員はいないだろうが、やはり上位の項目の資質を備えている部下については、上司たちも目を掛けたくなるようだ。一朝一夕には身に付かない項目も多いが、少しでも意識することで、上司からの評価は変わってくるかもしれない。
(小笠原敦)

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