楽しいと思えているうちに決断するのが吉!?

転職経験者に聞く「仕事楽しい…けど辞めた」理由

2017.03.15 WED

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仕事自体を「楽しい」と思えているうちに決断するのが大切かもしれない。我慢のしすぎは禁物!
写真提供/bbtree / PIXTA(ピクスタ)
みずから望んだ職種のどんなに楽しい仕事でも、退職や転職を考えた経験をもつ人は多いはず。では、魅力ある仕事を辞めようと決意するとき、そこにはどんな理由があるのだろう? 転職経験がある20~30代の男女会社員200人(各100人)に聞いてみた。(R25調べ/協力:アイリサーチ)

〈これまでに、仕事自体は楽しかったのに退職・転職をしたことはありますか?〉

「ある」 62.0%
「ない」 38.0%

6割以上もの人が、楽しいと感じていた仕事でも「辞めたことがある」と回答。では、どんなことが彼らに退職・転職を決意させたのか、いくつかのカテゴリに分けて見てみよう。

【キャリアアップ】
「自分の力を試してみたかったので」(29歳・男性)
「キャリアアップをしたかったから」(36歳・女性)
「引き抜き」(29歳・男性)

まずはポジティブな理由から。もっと自分が輝ける場所を求めて、新たな一歩を踏み出すために転職する人が多かった。まるで、メジャーリーグ挑戦を決意したプロ野球選手のよう。一方で、ネガティブな理由も見てみると…。

【待遇への不満】
「早朝から、深夜まで勤務時間が長く、自分の時間が取れなかった」(31歳・男性)
「休みが取れない」(33歳・女性)
「毎日サービス残業」(38歳・男性)

【人間関係の問題】
「上司が大嫌いだったから」(24歳・女性)
「上司、支店長が嫌だった」(28歳・女性)
「上司を見るだけでストレスで大変だった」(35歳・男性)

どんなに好きな仕事でも、人間らしい最低限の生活すら送れなくなってしまえば元も子もない。転職理由として多い人間関係では、上司と合わないといった声が目立っていた。それにしても「上司を見るだけでストレス」って、相当嫌いだったんだなあ。そのほかの理由としては…。

【家庭の事情】
「結婚による引っ越しのため」(26歳・女性)
「子供が生まれたことで、拘束時間の長い仕事では妻への負担が大きいと感じて、定時にあがれるしっかりした会社に転職した」(38歳・男性)
「結婚して引っ越したから通勤しづらくなった」(34歳・女性)

結婚や出産はおめでたいこととはいえ、そのために楽しかった仕事を辞めるということは苦渋の決断だったに違いない。

全体を見ると、「会社側の一方的な都合」(38歳・男性)、「会社の将来性が見込めなかった」(29歳・女性)などを含め、ネガティブな理由が7割ほどを占める結果になった。

いくら好きな仕事とはいえ、給与面や人間関係、会社への不満が極限に達すると、何もかもが嫌になってしまうはず。そうなる前に、思い切って決断してもいいのでは? 仕事に前向きに取り組む人が、もっともっと増えることを願っています!

(笹沼杏佳)

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