「上司や先輩に褒められたとき」vs.「上司や先輩の失敗を見たとき」

仕事のやる気が上がる瞬間は?若手社員100人のホンネ

2017.03.18 SAT

データで読み解く ぶっちゃけ世論調査 > 世論調査

上司や先輩のちょっとしたことで一喜一憂していては、仕事の効率に響く。しかしやる気に繋がるのなら、いろいろ“鵜呑み”にしておくことも、ときには必要かも?
画像協力:sasaki106 / PIXTA
上司や先輩に関わるちょっとしたことで、仕事のモチベーションが大きく変わる…なんて、よくあることだ。なかでも多感な若手社員ならなおさらで、社内でのコミュニケーションもさることながら、周囲の仕事ぶりを目にすることで、気持ちを刺激されることも大いにあるだろう。そこで27歳以下の男性会社員100人を対象に、どんな時に仕事のやる気が上がるのか、アンケート調査を試みた(R25調べ。協力/アイリサーチ)。

■社内で仕事のモチベーションが上がった瞬間TOP10

(全12項目から上位3位を選択。1位3pt、2位2pt、3位1ptで集計)

1位 上司・先輩に褒められたとき 163pt
2位 上司・先輩に感謝されたとき 132pt
3位 上司・先輩の素晴らしい仕事ぶりを見たとき 58pt
4位 上司・先輩に的確に怒られたとき 38pt
5位 上司・先輩と飲み屋で語り合ったとき 35pt
6位 上司・先輩が努力している姿を見たとき 26pt
7位 自分のミスのために、上司・先輩が謝罪などをしてくれたとき 22pt
8位 上司・先輩のミスを目にしたとき 17pt
9位 デキる上司・先輩の欠点を見つけたとき 11pt
10位 ダメな上司・先輩の長所を発見したとき 6pt

1位が「褒められたとき」、2位が「感謝されたとき」で、やはり直接にポジティブなフィードバックが若手のモチベーションアップに直結することがわかった。大きくポイントを下げるものの3位に「上司・先輩の素晴らしい仕事ぶりを見たとき」が入っており、良い仕事ぶりが周囲に好影響を与えるケースは少なくなさそうだ。では具体的に、どんなシチュエーションでモチベーションが上がったのだろうか。それぞれを選んだ人に聞いてみた。

【1位 上司・先輩に褒められたとき】
「自分が仕事を上手く出来たときに褒められて、ここまでやってきてよかったと思えた」(25歳)
「顧客へ提案した内容がたまたま良かったようで、褒められました。とても嬉しかったことを覚えています」(24歳)
「面と向かって褒められるのは何よりもうれしいから」(26歳)

【2位 上司・先輩に感謝されたとき】
「上司の手に余っていた仕事を、代わりにやって、想定以上に早く終わった」(26歳)
「言われなくても資料を作成したとき」(27歳)
「次もがんばろうと思うから」(25歳)

【3位 上司・先輩の素晴らしい仕事ぶりを見たとき】
「とても一人ではこなせないような案件をさばいているのを間近で見たから」(27歳)
「冷静に迅速に対処したとき」(26歳)
「出来る人を見るとやる気出る」(27歳)

【4位 上司・先輩に的確に怒られたとき】
「出来ていないところを指摘されるとやろうと思うから」(26歳)
「怒られたあとほめられたから」(25歳)
「長いスパンで考えられるようになったから、精神的な余裕が生まれてきたんじゃないですかね」(26歳)

【5位 上司・先輩と飲み屋で語り合ったとき】
「いつもと違った感じや雰囲気を見られたから」(27歳)
「楽しかった」(23歳)

【6位 上司・先輩が努力している姿を見たとき】
「自分もやれば出来ると改めて思ったから」(26歳)
「陰でとにかく頑張っていると聞いたとき」(23歳)

【7位 自分のミスのために、上司・先輩が謝罪などをしてくれたとき】
「もっとしっかりしないとダメだと思った」(22歳)
「感動」(25歳)

【8位 上司・先輩のミスを目にしたとき】
「ざまあみろと思った」(27歳)

【9位 デキる上司・先輩の欠点を見つけたとき】
「誰でも失敗することを知った」(24歳)

【10位 ダメな上司・先輩の長所を発見したとき】
※コメントなし

お褒めの言葉やお小言ならともかく、ちょっとしたことについても思いのほか若手社員は気にしている様子だ。一方の上司や先輩世代においては、なにげない仕草やコミュニケーションが、部下や後輩のモチベーションに直結していることを、ゆめゆめお忘れなきよう…。

(吉々是良)

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