アンケート・座談会・プロの意見から見えてきた“正解”

検証!転職&異動初日で好印象なスタイリングとは?

2017.03.23 THU


「悩むくらいなら、安全策を」というのがポイント。悪目立ちする可能性は極力排除しよう
イラスト:佐野さくら
いよいよ新年度。転職や部署異動で、新たな職場でスタートを切る人も少なくないことだろう。第一印象を決めるのは、当然初日。言動や振る舞いもさることながら、装いにも気を配りたいところだ。ラフな格好が許されるオフィスでも、最初くらいはパリッとキメたい。とりわけチェックの目が厳しい(と思われる)女性の印象は、どうしたら損ねずに済むのか。そこでまずは、女性会社員4人による覆面座談会を敢行した!

A子(28歳・編集者)「やっぱり新人の格好は見るよね。その人がどんな中身なのか、ヒントを探しちゃうじゃないですか!」

B子(26歳・ウェブ制作)「確かに。なかなか難しいかもしれないけれど、職場の雰囲気に沿うものだったらそれなりに受け入れられるかな」

C子(27歳・営業)「うん、明らかに給料に見合わないような高級品だったりしたら、絶対悪目立ちしそうですよね。気張りすぎて、スリーピースとかだったら『社長かよ!』みたいな(笑)」

D子(32歳・ウェブ編集)「逆に『スーツ着慣れてないのかな』と思いますよね。さらにサイズ感が合ってないと、『無理して着てるんだろうな』と思っちゃったり。キラキラしたネックレスとか金色の時計とかしてたら、ちょっと怖い印象を持つかも」

彼女たちの話を総合すると、過度に気張りすぎるのは印象を悪くするといえそうだ。着慣れたものを、職場の雰囲気に合わせてチューニング…といっても、転職や異動初日までに見極めるのは正直難しい。そこでどんな職場にも違和感のない、“ほどよい着こなし”とはどんなものなのだろうか。そのヒントを探るべく、スーツ姿の男性のどんなポイントに目が行くのかを、20~30代の会社員女性200人に調査してみた(R25調べ。協力/アイリサーチ)。

■男性のスーツ姿で注目するポイントTOP10

(20~30代の会社員女性200人が全13項目から上位3位を選択。1位3pt、2位2pt、3位1ptで集計)

1位 全体的なカラーコーディネート(スーツ、シャツ、靴の色使い) 291pt
2位 似合っているかどうか 217pt
3位 汚れやシワがないか 183pt
4位 シルエット 131pt
5位 靴の雰囲気や色 82pt
6位 トレンドを押さえているかどうか 78pt
7位 カフスやベルトといった小物使い 54pt
8位 Vゾーンのスタイリング 29pt
9位 季節感 23pt
10位 素材感 10pt

細かいディテールより、カラーコーディネートや似合っているか、汚れやシワがないかなど、全体的な印象に目が行くようだ。これらの意見を踏まえて、正解のスーツコーディネートについて、メンズファッション誌をはじめ、広告やWEBなどで活躍する人気スタイリスト・中島貴大さんに聞いてみた。

「たとえノータイで大丈夫な職場であっても、どんな意見の人がいるかわかりません。ジャケットとパンツを別々の色で揃える、いわゆる“ジャケパン”スタイルでも、初日くらいはキチンとネクタイを締めていくといいでしょう。また自身の印象を左右されないための色は、ずばりネイビーかグレーの無地がオススメです。どちらも清潔感があり、たいていの日本人男性が似合いますからね」

自宅のスーツを引っ張り出して着ていくのはいいが、ひとつだけ注意しておくべきことがあるとか。

「サイズ感です。しばらく着ていないと、体形の変化でパツパツだったりブカブカだったりすることがありますから。ちゃんと事前にチェックして、もしそんな状態ならいっそ新しく買っちゃいましょう。初日のためだけではなく、どこに出ても恥ずかしくない“サイズピッタリ”のスーツやジャケットを常備しておくことは、社会人のマナーですよ」

そのうえで、職場の雰囲気に合わせること。ここが至難の業だ。

「職場のメンバーと顔を合わせる前に、おそらく上司の方との面談などはあるでしょう。そこで事前にリサーチして、『こんな雰囲気なのかな』と“ファッションチェック”をしておくのもいいですよ。たとえスーツ着用が必須と言われなくても、上司や面接官がパリッとしたスーツ姿であれば、暗黙のドレスコードがある…なんてケースもありますからね」

またアクセサリーや時計類などについてはどうだろうか。

「座談会で意見が出たように、確かに金色の時計やギラギラしたネックレスは、職場においては心証がよくないケースが多いです。結婚指輪などはのぞいて、『初日はしていかない』というのが安パイでしょう。また時計についても、悩むくらいだったら外しておくのもいいかもしれません。雰囲気を確かめた初日の午後からしたっていいわけですから」

実際の人となりがわかるのは、コミュニケーションを重ね、実務に取り組んでからだろうが、見た目の印象のせいで出鼻をくじかれるのは不本意ではあるハズ。反面、ちょっとした気遣いで新天地に溶け込みやすくなるのであれば、考えておいても損はないかも?

(吉々是良)

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