「すべて関心を寄せている」はわずか6.0%!

中小企業社員「無関係なニュースは」1位は例の金曜日

2017.03.26 SUN

データで読み解く ぶっちゃけ世論調査 > 世論調査

世を騒がすニュースの大半は、ぶっちゃけ自分と無関係なもの。とはいえ知っておくと会話に役立ったり、巡り巡って関係がある…なんてことも少なくない。「知っておこう」というスタンスが大切なのかも?
画像協力:studiostoks / PIXTA
働き方改革や企業の不祥事など、社会や経済界を揺るがす大きなニュース。定期的に耳にするけれど、中小企業につとめていると「正直、あまり関係ないな…」と思うことも多いハズ。深刻な顔をしたニュースキャスターやコメンテーターのテンションとは裏腹に。そこで最近話題になったニュースについて、中小企業の会社員がいかに見ているかを調べてみた(50人未満の企業に従事する20~30代男性会社員100人を対象にR25調べ。協力/アイリサーチ)。

■正直、関係ないな…と思うニュースTOP10

(全12項目より複数回答)

1位 プレミアムフライデー 51.0%
2位 天下り問題 31.0%
3位 大企業のトップ交代 26.0%
4位 テレワーク(在宅勤務) 25.0%
5位 育休産休促進 22.0%
6位 長時間労働対策 20.0%
7位 女性の役員登用促進 19.0%
8位 ホワイトカラーエグゼンプション 16.0%
9位 勤務間インターバル制 16.0%
10位 その他 0%

※全て関心を寄せている 6.0%

当然ながらプレミアムフライデーも天下りもテレワークも、勤務先の会社が採用していたり受け入れたりしていなければ「関係ない」と考えるのは当然。しかしプレミアムフライデーの無関心度51.0%以外はすべて半分以下。無関係なりに、それなりの関心を寄せているという見方もできそうだ。それぞれを選んだ人の理由を見てみよう。

【1位 プレミアムフライデー】
「金曜日だろうが、サービス業としては短縮営業に出来ないから意味のないこと」(26歳)
「何がしたいのかわからない。早く終わったら家に早く帰る。消費に繋がる気が全くしない」(34歳)
「金曜の3時から帰れても言うほどやることないしうれしくもないんじゃないかと思う。なんで半ドンじゃないんだろうか」(36歳)

【2位 天下り問題】
「キャリアは学生時代に頑張ったからという思いもあるかもしれませんが、出ている金が税金なので止めていただきたい。頭がいいんだから、キャリア官僚達で創業して、そこに天下りすれば、世間にとやかくは言われないはずです」(35歳)
「名前、肩書きだけで高い報酬をもらい、たいしたことしていないのが許せないから」(32歳)

【3位 大企業のトップ交代】
「うちは中小でなにも話題はあがらないから」(32歳)
「他社のトップに興味がないから」(37歳)
「微塵も興味が湧かない」(36歳)

【4位 テレワーク(在宅勤務)】
「環境が整っておらず、考え方も古い人が多い」(37歳)
「今の仕事だと全く出来ないから」(31歳)

【5位 育休産休促進】
「間違いなく給料が減るので使えない」(34歳)
「普段の有休でさえ1日も取れないのに、取れるわけない」(33歳)
「男の子だもん」(21歳)

【6位 長時間労働対策】
「制度が甘いから」(39歳)
「会社のモラルが疑われる」(21歳)

【7位 女性の役員登用促進】
「適材適所と本人のやる気が問題だから」(34歳)
「関係ないから」(37歳)

【8位 ホワイトカラーエグゼンプション】
「残業なしの通常賃金だけだと生活が困難になる事がある。賃金を稼ぐために複数の職に就いてトータルの労働時間が長くなる」(37歳)
「まったく自分に関係ないから」(35歳)

【9位 勤務間インターバル制】
「勤務の間隔をあけるよりも、各自に仕事の要領をきっちり提示するべきである」(31歳)

「関心がない」といいつつ、それぞれを選んだ人はけっこうな不満をぶつけている印象だ。裏を返せば、関係のないニュースを好意的に受け止めるのは難しいのかも? それだけ世論は世間の動向に対して、シビアな目線を向けているということなのかもしれない。

(吉々是良)

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