今年の猛暑は売れたモノもちょっとヘン?

激辛、サラカラ、脱臭、脱毛…暑すぎた夏のヒット商品

2004.08.19 THU

異常気象か? 天変地異か? 都心部で観測史上最高の39.5度を記録するなど、「猛暑」という言葉も聞き飽きた今年の夏。暑いと商品がよく売れるというけれど、今年はあんまり暑いんで売れたモノもちょっと変わっている。
「夏はカレー」というのがいつの間にか定着したが、今年は辛いを通り越して「超激辛」がヒートアップした。ハウス食品がコンビニ用に売り出したレトルトカレー「カリーHOTハバネロ(大辛)」が急きょ東日本地域へ販路拡大。ハバネロは地上最も辛いスパイスともいわれ、極端な商品がこれほどウケるとはメーカーも予想外だった。ほかにもケンタッキー・フライド・チキンの「レッドホットチキン」は生産が追いつかず、一部店舗では販売制限された。

暑いと「水着」が売れるが、今年のヒットは一味違う。今年から本格発売された東レの「SALAKALA」は速乾性の新素材を使った水着で、プールや温泉に入った後、そのまま街を歩けるのがウリ。「売れ行きは従来の定番商品の5倍以上。早く乾くので、水から上がった後、寒くないと好評です」(東レ広報室・海老原直子さん)。

また今年は水辺じゃなくても、ブラひもなしで胸元を気前よく露出するベアトップが流行り、関連して女性の「脱毛」グッズも売れた。松下電工の脱毛機器「ソイエ」は前年同期比14%増の売り上げだ。

一方、オジさんには「脱臭」グッズが人気急上昇。デオドラント製品は女の子のためだけのものじゃなく、メーカー側は中年向け体臭予防商品をこぞって開発し、ワキの下をシュッシュッしているオジさんが今年は多かった。「ニオイ」つながりでは、「暑さでゴミがすぐ臭くなる」という理由から、生ゴミ処理機が大手量販店で昨年より4割増の売れ行きだ。

残暑も厳しいと予想されるけど、いい加減にしないと、消費意欲も減退する。嗚呼、去年の寒い夏に食べたおでんの味がなつかしい…。

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