慰安旅行や保養施設はもう時代遅れ?

社員も大喜び!?いまどきの「福利厚生」

2004.09.02 THU

福利厚生といえば、豪華な社宅や旅行、保養施設…なんていうのは遠い昔の話。不況で福利厚生費が削減され、保養所なども売却されているなか、最近はユニークな福利厚生が登場している。出張マッサージ、ネイルケア、フットセラピー、社員の結婚記念日を祝う花束のプレゼント、身だしなみを整える散髪補助手当なども、福利厚生の一部になっているというのだ。

さらに、社員の結婚相手の心配までしてくれる企業も。都内の害虫駆除・水回りリフォームを手がける株式会社キャッツは、結婚情報センターと契約。なんでまた、社員の結婚の世話を焼くようになったのか?

「弊社は全社員の約9割が男性なんです。床下や屋根裏での調査を行う仕事は、お客様が在宅中の週末に集中するため、平日の休みは寝て過ごすという話を耳にしまして…」(キャッツ広報)

平均年齢32歳と若い社員のために何かできないか…と考えたうえである。仕事が忙しくて出会いがないと嘆く社員にとっては、何ともありがたい制度ではないか。

一方、福利厚生代行会社にサービスを委託する“アウトソーシング化”も活発になっている。なかでも、注目されているのが、「カフェテリアプラン」。これは、カフェテリアで自由に欲しいものを選ぶように、社員がそれぞれの持ち点内で、住宅補助やレジャー、自己啓発や介護、育児など、豊富なメニューから選択できる制度だ。

約150社のカフェテリアプランサービスを受託するベネフィット・ワンの広報担当者は、「従来の福利厚生と比較して、企業側はコストコントロールができます。また、社員の多様化するニーズに応えられるメリットもあります」と、カフェテリアプランのメリットを解説してくれた。

終身雇用が崩壊したいま、有能な人材流出食い止めは企業の重要課題。給与面以外の好条件としてこのような福利厚生を導入すれば、会社への社員の忠誠心もグッと上がる…かも?

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