株式投資の第一歩はここから

あの「日経平均株価」って、何のことか知ってた?

2004.09.09 THU

テレビのニュースでも必ず触れられる経済データといえば、日経平均株価。株価は経済の鏡といわれるだけに、その動きに注目するのはビジネスマンとして当然かもしれない。でも、日経平均株価って、何か知ってた?

日経というくらいだから、日本経済の略か、なんて思ってる人もいるかもしれないが、そうではない。日経平均株価は、東証1部に上場している1562銘柄から、日本経済新聞社が任意に選出した225銘柄の株価の平均値なのである。あれは、日本経済新聞社が発表している指標なのだ。

複雑な計算式を用いて平均株価が算出されているが、全上場株式の平均でもないし、東証1部の平均でもない。おまけに平均値なので、225銘柄の中で株価の高い銘柄や、一回で大きく値上がりしたり値下がりしたりする銘柄の影響を大きく受けてしまう。たとえば、巨額の資金で運用する外国人投資家がドンと動くと、日経平均も大きく動く傾向があるのだ。

また、言うまでもないが、225銘柄以外の株価が動いても、日経平均株価には反映されない。要するに、日経平均株価だけでは、市場の実態はつかみきれないのだ。

では、経済の鏡である株価はどう見るか。株価の動きをチェックしたいなら「TOPIX(東証株価指数)」だろう。東証1部上場全銘柄の時価総額を指数化し、1968年の時価総額を100として日々算出される。全体の動きを的確に反映する指標だ。

また、株式市場の活況具合をはかるなら、「出来高」をチェックしたい。これは、証券取引所で売買が成立した株式の総数。株価の上昇に出来高が伴えば、上昇トレンドの重要なシグナル。実際に、03年春以降の急激な株価上昇では、出来高がバブル期並みの水準になっていたのである。

日経平均株価から一歩踏み出すことは、株式投資に近づく最初の一歩かもしれない。まずは、TOPIXと出来高を毎日チェックすることから始めてみてほしい。次のステップは、また今後に。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト