賛否両論だが、勝算は「アリ」!

ホントに売れるの!?ペットボトルビールが発売

2004.09.09 THU

ペットボトルといえば、お茶、ミネラルウオーターなどがまっ先に思い浮かぶが、来年以降はこれに「ビール」が加わるかもしれない。というのも、国内ビール業界最大手のアサヒビールが、年内をメドに「ペットボトルビールを発売する」と発表したからだ。

ビールがペットボトルに!? 斬新な発想ではあるが、缶ビールに慣れ親しんだ我々には、ちょっと違和感があるような…。

同社広報部によると“ビール専用”のペットボトルを独自に開発したとのこと。

「従来のペットボトルは『通気性が高い、密封度が低い』などの理由から、酸化や日光に弱いビールには不向きとされていました。そこで、ボトルの内側にガラスのごく薄い膜を張るなどして、従来より約4倍炭酸が抜けにくく、酸素の進入も約20倍までカットするペットボトルを開発したんです。側面や底のラベルを工夫することで、紫外線も遮断することに成功しました」

同社の福島工場に約8億円をかけて製造ラインを設置するというが、そこまでしてビールをペットボトル化する理由は、ずばり若者をターゲットにし、より一層需要を高めるため。確かに缶ビールより、形状も自由だし、デザインの幅も大いに広がりそうではあるが…。

実際のところ、本当に売れるのか!? 巷では賛否両論だが、アサヒビールの勝算は“大いにアリ”のようだ。実は、その昔、缶ビールをいちはやく商品化したのも同社。1958年発売当初も同様の議論があったが、今ではすっかり家庭用ビールの主流として定着した“前例”がある。

また海外では、お隣の韓国が昨年からひと足早くペットボトルビールを商品化。一時は生産が追いつかないほど人気商品になった“実績”も。日本では定着なるか!?

環境保護の観点からは「環境にやさしいリユース(再利用)びんを使っているのに、なぜ使い捨てボトルを売り出すのか」という声もある。いずれにせよペットボトルビールの動向から目が離せない。

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