手のひらを銀行で、すかしてみれば~♪

認証精度はなんと99.9%!手のひら静脈認証って、ナニ?

2004.09.22 WED

建物への入退室やパソコンへのログインのときって、皆さんIDカードを使ったり、IDとパスワードを打ち込んだりしてるはず。でも、これだと他人が本人になりすますことができたりと、安全性に問題があるのはご存知の通り。

そこで脚光を浴びたのがバイオメトリクス認証。これ、人間のからだの一部分などを登録し、IDの代わりにする認証技術なのだ。指紋、虹彩など認証に利用する部位はいろいろあるが、いま最も注目すべきは「手のひら静脈」だっ! と語気を荒げてしまうのも、この「手のひら静脈」認証が最も精度が高く“最強”との呼び声が高いから。実験データによると本人受理率99%、他人棄却率99.5%なんだとか(要するにそれだけ認証精度が高いってこと)。認証に利用する部位によっては、加齢の影響で変化したり、偽造できてしまうものもあったが「手のひら静脈」はそんな弱点も跳ねのけてしまうらしい。

この認証技術のキモは、その名の如く手のひらを流れる静脈。認証装置から発せられる近赤外線が手のひらを照射、静脈を流れるヘモグロビンを映し出し静脈パターン(血管の模様のこと)が記録、これが認証に利用される。静脈パターンは胎内で定まり、生涯不変である上、他人に知られにくいのが特長。ほぼ無敵のバイオメトリクス認証ってわけ。太陽ではなく、手のひらを認証装置にすかしてみれば、真っ赤に流れる僕らの血潮を、装置が認識してくれて安心・安全な生活を実現してくれるのだ。

現在、この技術を拝めるのがスルガ銀行の「バイオセキュリティ預金」。預金を引き出す際に「手のひら静脈」認証の装置を使い、本人確認を行うというサービスだ。取り扱い店舗には毎日申し込みがあり、人気を呼んでいるそう。ただし、口座開設時の預入金額は100万円以上とハードルは高め。最新技術の恩恵にあずかりたいなら、まずはそれなりの資金を用意しなきゃなんないわけですね。

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